大阪万博の太陽の塔などで有名な芸術家、岡本太郎の著書。
芸術とは何かということを書いた本だが、芸術とは何かを伝えるために世の中とは何かを伝える必要があり、そこが非常に面白かった。
1954年に発刊された本だが、内容自体は今の世の中へのメッセージとしても当てはまっているため、今読んでも面白い。むしろ、60年以上も前に岡本太郎さんが主張していた内容が、未だに痛感させられる世の中であるということが、60年前から世の中の人の意識はあまり変わっていないんだと少し悲しさも感じる。
そんな本なので、芸術に興味のある人にもない人にもどちらにもオススメ。
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