もともとこの本を読んでいたんだけれど、実は、この中で「暇と退屈の倫理学」(國分功一郎)があげられていたので、そちらをまず読んでみていたという経緯がある。
内容的には、どことなく東洋哲学の考え方に近い感じがあるのかなと思った。自分はあまり東洋哲学は詳しくないし、雰囲気だけだけれども。
また、分人とか、アクターネットワークとか、フッサールの間主観とか、知っている概念が出てきたのが親近感を持てて読めた。それらがこの本の中でどういう位置づけで出てくるのかというところも興味深かった。
それから、フェイク・ニュースと宗教での奇蹟の話も面白かったし、ネガティブ・ケイパビリティとエポケーについても良かった。
以下は読書メモ。
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