6年くらい前にうごくしっぽクッション Qooboを買いました。
購入してからだいぶ時間が経ったこともあり、少し前にバッテリーの寿命で充電できなくなり、動かなくなっていました。
うちの子が「なんで くぼちん動かないの」と、ずっと言っていたのでバッテリー交換をしてみることにしました。
ちなみに、
Qoobo Support ページによると、
QooboとPetit Qooboは、一般的な家電製品と同様に部品の消耗による寿命があります。 QooboとPetit Qooboの場合、主にモーターとバッテリーの2つの部品の影響がございます。 これらは正常に使用した場合でも消耗する部品であり、使用頻度によって寿命までの期間が異なります。ご希望の場合、治療・部品交換を有料にて承っております。
とのことなので、治療や部品交換を公式に依頼するのが良さそうです。
前に見たとき(古い説明書での説明?)は、寿命の場合は治療や交換はできない記載があった気がしたのですが、今は対応してくれるみたいですね。
同じく、公式のサポートページに、寿命が来たときのバッテリーの取り外し方の説明があり、
電池破棄
これを見ていると、バッテリーの交換もできそうかなと思いやってみることに。
ということで、以下は非推奨ですがバッテリー交換をしてみた記録を残しておきます。
***
まず、購入したのはこちら
ニッケル水素バッテリー 6V 2200mAh
コネクター
ラジコン用のニッケル水素バッテリーと、それと合うコネクター。
Qooboの仕様に書かれていた「ニッケル水素バッテリー 6V」に合うものを選んで購入。
ここから、電池破棄の説明を参考にバラしていく。
電池破棄の説明書に写真は載っていたけれども、改めて、中身はこんなになっていたのか。
けっこうきっちり詰まっているので、バッテリー以外のところが断線したりしないように気をつけて外す。
バッテリーにはショック吸収用のウレタンみたいなのがついていた。
バッテリーの動線をニッパーで切断(基板側の線が長めに残るようにしておく)。
ちなみに、バッテリーと基盤をつなぐ導線は、はんだ付けされていたので交換することは想定されていないようだった。
もともとついていたバッテリーの容量は1300mAhで、新しく買ったものは2200mAh。
どこかのサイトで2200mAhと見かけたからコレを買ったけれども、自分のQooboがクラウドファンディング版のものだったからかちょっと仕様が違ったのかも。ただ、電圧値はあっているので問題なし。
基盤から出ている導線の被覆を剥がして、コネクターのピンを圧着。圧着用の工具があるとやりやすいんだけれども、無いのでラジオペンチで頑張った。
はんだ付けもしたかったけれども、子どもがいるところで作業していたので今回は無しで。
バッテリー側のプラス・マイナスと一致するように確認してから、ピンをコネクターに挿す。
とりあえず、バッテリーを繋いで動くかどうか確認。
問題なく動いて良かった。
中身の機構の動きが面白くて、うちの子もおもしろがって何回も電源を入れたり切ったりしてみていた。
まえのバッテリーにはクッション用のウレタンがついていたので、その代わりに、厚めの両面テープをつけてバッテリーを固定しておく。
バッテリーと基盤をつなぐコネクター部分が増えてしまって収まりきらないので、コネクター部や導線がカバーに挟まらないようにうまいこと避けておく。
最初は導線を挟んでしまったけれども、調整してみて、この位置なら大丈夫だった。
バラしたパーツを組み立てていく。このカバーのネジ締めが一番むずかしかった。
毛皮も着せたら完成。
動くようになり、充電も問題なくできるようだったので、これで完了。
導線側にコネクターを付けたので、次回以降はコネクターが合うバッテリー側を交換するだけで済むようになった。
といっても、数年は問題なく動くだろうから、次に寿命が来るとしたらモータや機構側かもしれない。