メモ程度に、見に行っていた美術展や美術館の情報を残しておきます。

「大妖怪展」


「大妖怪展」
大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで - 江戸東京博物館

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夏真っ盛りの、江戸東京博物館で開催されていた時に見に行ってきました。
サブタイトルに、「土偶から妖怪ウォッチまで」とあって、アニミズム的なものもたくさんあるのかなと期待していたけれど、それ関連の展示は期待よりも少なめでした。妖怪ウォッチの名前や設定はよく考えられてるなと思います。
また、幽霊画や妖怪画の展示の中では、地獄太夫のインパクトが強かったです。美しいながら怖いというギャップが特に。あとは、雪女が美人でした。

ポーラ美術館


ポーラ美術館
箱根にある美術館。ポーラ化粧品の人が開館したということに、帰り際に気づきました。だから、化粧用の壺とか装飾品の展示もあったんですね。
仙台に行った時のカメイ美術館もですが、お金持ち&作り出せるシステムを持つ者達は、自分の趣味で集めたものを美術館としていろいろな人に公開できるので楽しそうですよね。パトロンとかにも成れそうだし。
ポーラ美術館の常設展には、モネやルノワール(前にルノワール展行った)の作品もあり、個人的に好みでした。そして、常設展はほとんどが写真撮影OKだったのも良いです。

企画展は、「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」
フジタの、パリの街周辺の貧困層メインの各職業を子供の姿で描いているセットが印象的でした。
また、アジェは、劇団の俳優→画家→画家や歴史保存の資料用の写真家という、挫折を繰り返しながらも次のことに挑戦して、最終的には資料用の写真が芸術的に評価されるという。前途多難ながら頑張ってるのはかっこいいなと思います。

ガラス工芸 ドーム兄弟の世界という展示もあって、花や植物をテーマにしたきれいなランプシェードがたくさんありました。植物の造形の美しさを上手くデザインに取り入れているという印象でした。

関所からくり美術館


箱根寄木細工 関所からくり美術館
様々なからくりが体験できる美術館。
時間が無かったので、少しだけ体験させてもらって、お土産に寄木細工の秘密箱と秘密箱の工作セットを買って帰りました。
体験したカラクリは少しだけだったのですが、二人で椅子に座らないと開かなかったり、引き出しを押したり、鳥の置物の首をひねると引き出しが開いたり、予想外の動きをするものが多くて驚きました。

買ってきた秘密箱と工作セット↓