「デンキ街の本屋さん 9巻」(水あさと)

アニメは終わりましたが漫画の方はまだ続きます。デンキ街の本屋さんです。

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今回は、登場人物に大きい変化は無いですが、小さい変化が起こる話が結構ある感じです。エロ本Gメンが暴挙に出る話と海君の過去話(大学受験期)が話の重要度としては大きいです。
ダイジェスト的に感想を書いていくと、
#48は迷子の幼女が可愛い回。
#49は、先生ちゃんが女人禁制男子限定の裏ソムリエ会に潜入し、相撲のためにふんどし姿になるのが可愛い回。
#50は台風の日にうまのほねに泊まるワクワク感がある回。給湯室シャワーとか、監督の映画作品上映会とかこういうの楽しそう。
#51は給料日前の貧困時の食費をそれぞれがどうやりくりするか回。先生ちゃんのやっていた袋麺+もやしは簡単なのでたまにやります。卵も入れるとなお良い。また、ひおたんが納豆や野菜など冷蔵庫にあるもので適当に作った炒めもので、味音痴スキルを発動して幸せに完食していましたが、最近自分もそういう気があるんじゃないかと疑っています。自炊したものに対しておいしいハードルがかなり低いから、自分で食べると美味しいけど人様に出せるようなものを作っていないんじゃないかとか。それから、カメ子とつもりんが仲良しなのが癒やされます。
#52エロ本Gメンが暴挙に出る回。厳しすぎる規制に「エロ本大嫌い人間じゃないか!」と言われますが、こういう規制も一方的なものではなく双方の納得できる形式でやらないと逆に反感を買って規制しづらくなるんだなと思いました。
#53みかんブックスひさしぶり!
#54うみ君の過去回。大学受験で東京に行く→開いた時間でデンキ街に行き、同人誌と出会う回。デンキ街の有り様に触れて「自分のエロ概念が崩れていく・・・」ことによって世界が広がるのはあるあるです。妹が既に腐女子の才覚を見せているのは言わずもがな。エロ本のためにもう勉強して(?)大学合格する姿や、最後のオチは水あさとさんらしいです。



個人的にすごく気になったのが、今回漫画に挟まっていた広告の奴。
水あさとさんが連載している別の漫画の単行本情報だったのですが、個人的にこれがすごく面白そうでした。
「男三女四」(水あさと)1話目試し読み
後で買ってくるかも。