Wixossのピルルクのスピンオフ漫画の単行本が発売されていたので読んでいました。

selector infected WIXOSS -peeping analyze- 1

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1巻なので、おおまかな話の流れは既にアニメで明らかになっているセレクターのルールをなぞっていくというような感じ。アニメと同じくWIXOSSのゲームそのものの詳しい描写はほとんどないです。3回負けたら願いが反転するという部分は既に知っていたけど、無限少女になったらルリグと入れ替わることは知らずに、「な、なんだってー!」となるわけです。その後のリメンバも鬼畜でしたが、入れ替わったルリグはセレクターの願いを叶えられなければ消滅するらしいのでそんなもんでしょう。
その後、清衣はピルルクとしていろいろな少女のルリグになるんですが、そこら辺のところはかなり省かれてすぐにあきらっきーのところに来た話になるんですね。スピンオフ漫画なので、アニメの状況になるまでのいろいろがもっとかかれるのかなと思っていたのですが、意外と早くて驚きました。そこら辺は、たぶん過去の回想という形で今後補完されていくのかもしれないです。

話の中で重要な部分としては、「清衣が小学生の頃、友達に裏切られる」→「中学生になって坂口は信頼できそうってなる」→「その坂口が自分のせいで植物状態になる」→「selectorのルールで坂口を治せる」→「リメンバに裏切られる」という感じで、裏切ったり信頼したりというイベントが波のように上がったり下がったり起こったことによって、清衣自身が他人の心読みたいと思うようになるところ。そして、その力がルリグになったピルルクのpeeping analizeの能力として実際に備わったというところ。
タイトルにもなっていますが、今後はpeeping analizeの他人の心を読むという要素が物語に関わってくるようになるのかなと思います。そう考えると1巻は本当に序章だけっていう感じですね。月刊連載なので、2巻は2015年初夏ごろになるらしいですが楽しみです。

そして、最近ぜんぜんカードのほうをやれていないので、付録のPRカードは未だに開けてすらいないという、、、。



余談
最後のおまけ4コマ漫画がおもしろい。おまけの比率あげてもいいんじゃない?(某あとがき作家さんのように)