あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
Komekkun
(以下、余談)
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年賀状に載せた短歌は、万葉集に収録されている大伴家持の歌です。
「新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事」
新年に降り積もる雪のように、良いことも積もり重なってほしいという歌です。
日本中で雪が積もるということではないので、雪の代わりに干支の未を積もらせて年賀状にしてみました。
僕は中学や高校の頃は古典が非常に苦手だったのですが、この短歌については、たしか何かの課題で一人一つ短歌を紹介するんだったかその短歌の情景を描くだったかというものがあって、それで一生懸命調べた思い出があります。聴くだけの授業ではなく、こういう能動的にやった学習って残りやすいですよね。
個人的には「新」の読み方が「あらたしき」だったり「いやしけよごと」というフレーズなど、音としておもしろい印象があるのも好きです。
ということで、未年もみなさんの周りにモコモコと良い事が起こって積み重なっていく年になったらなと思います。
ちなみに、去年の年賀状と比べると、今回のはかわいすぎたんじゃないかと思います。たぶん、作っている時に無意識に可愛いものへの癒やしを求めていたんですな。