「selector infected WIXOSS -Re/verse- 1巻」(めきめき)

WIXOSSのスピンオフ漫画のビッグガンガンで連載されている方の単行本です。
ちなみに、アーツのジェラシー・ゲイズとオーバーサルベージが付いてます。

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peeping analyzeのほうと同様に、1巻なのでまだ序盤な感じでselectorとは何なのかが明らかになる程度です。ただ、こっちのほうがカードゲームしている感が多めです。具体的に実在するカードがバトル中に出てきて、ちゃんとその効果も使っているし。peeping analyzeのほうはピルルクの過去を描くということで、そんなにたくさんselectorはでてきませんが、こちらの方は多めで主人公で黒のゆらぎ&アルフォウのペアと、親友の白の真子&ハイティ、その他に緑(たぶん)を使う若葉&青葉、オタサーの姫的な赤速攻を使うキャラの姫&時緖とけっこうとモブじゃない感じのselectorがでてきます。色的には、あとは青ですね。そういう点で言えば、こちらの方はさまざまなselector間やルリグとの関係性が話の中で重要になってきそうです。

個人的にちょっと細かいところで気になったところがいくつか。シグニアタックした後にアーツ「アイギス・シールド」を使っているところとか。某やみのデュエルアニメにある「実はコレを発動していたんだ」設定なら、まぁ演出としていいんですが。あとアイギス・シールドのメインフェイズでの使い道は謎ですな。
他にも、「セレクター」のルビが「選ばれし者」になっていることとか。英語の意味的にもセレクターは選択者で選ぶ側の存在ですし、アニメでも選択者という意味で使っていたはず。単純な間違いか、実は何か裏があるのかもしれませんが。
「デス・ブーケトス」で負けた若葉が、「まさかライフクロスに直接アタックとは・・・;;」と言っているのも、アタックではなくクラッシュなんじゃないのかとか。

WIXOSSはルリグの存在も重要なところがいいですね。この巻でもハイティの過去みたいなものが少し描かれていたし、ルリグはそのルールのせいで基本的にゲスいので、ルリグの過去とセレクターとの関係とかも物語の楽しみの一つになるかと思います。個人的には時緒がぺこちゃんみたいに舌出してるので好きです。