「数学ガールの秘密ノート やさしい統計」(結城浩)

関連する教科書を読む前提知識のためにちょっと読んでいた。
内容はグラフ、平均、偏差値、確率や仮説検定について。

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数学の内容を会話形式で解説しているので読みやすい。ただ、数式はちゃんと追わないといけないのでちゃんと数学している。それでも、会話形式なところが、疑問を提示してそれに対する説明があるという形になるので理解しやすい。
哲学の分野でも、ソクラテスは対話を通して思考を導くスタイルだったらしいので、それに近いのかも。

重要な専門用語や、式の理解に役立つので、同じシリーズの他のものも読んでみても面白そう。
読む順番の推奨は下記にまとまっている。
「数学ガール」って、どれから読めばいいの?