ディメンション・ゼロ 望廊杯V (2025)の対戦レポート

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使用デッキはモノクロアルィンド
参加者26人
予選ラウンド ランダムマッチング 6回戦

1戦目

nogamiさん 黒単シュナイダー 後手 ◯
10年ぶりにD0をプレイするという方。
序盤に、相手はベースを並べて、ユニットをあまり出してこなかったので、デッキアウトを狙ったほうが良いかなと思いマジョリティを打つ。すると、シュナイダーが落ち、アベルや明日には本気を出すも入ったガチガチの墓地利用デッキで、完全の利敵行為のマジョリティとなってしまっていた。
シュナイダーが2体でてきたところでアルィンドで一掃し、再びシュナイダー3体を展開されるが、その後出したプラチナが処理されずに2回スマッシュして勝ち。

対戦後に、D0公式が動いていた頃に娘さんと大会でていた話とか、V-2の発売前の中村さんとの話とかいろいろと聞けて面白かったです。

2戦目

ちゃぶさん 緑単ガイア刀匠 後手 ◯
配信卓。序盤はシェカラートで除去しつつ、相手の果実破棄でシェカラートが誘発するのを忘れつつ。途中でアルィンドのリアニメイトで盤面をリセット。
再び隊列召喚も含めて盤面を並べられた後に、エキドナからの2回目のアルィンドで盤面リセット。
その後、プラチナを出して勝ち。

3戦目

エクセルさん 黒赤衝撃 後手 ✕
コントロールっぽかったので、ハンデスされる前にマジョリティを2回打つ。そこから、相手は攻めに切り替えてきて、メローカードとブロンズキッドで3点もらい、それらをドラゴンゾンビで処理。その次ターンにホリプパリリースインで5点目まで入れられる。
あと2点まで詰められ、まだリリースインがあると厳しいなというところで、ありがたくも失恋の痛みを引けたので打つ。と、相手の手札が、真紅の衝撃、フェザー、エキドナ×2(除外にホリプパがいる)で、実質すべてリリースイン。
最後はエキドナからホリプパ出してリリースインされて負け。
コントロールっぽくありながら、攻める要員も十分あって攻め切られたので流石だなと思った。
序盤に、天使たちの決意やクリスタルコロニーをエネに置いて、マジョリティを手札に残したのが悔やまれる。最初は分からなかったのでしょうがないけど。

4戦目

くとぅるふさん 赤緑アメーバ 先手 ◯
合成を止める手段は無いので、ユニットを並べられた後にリセットするためにアルィンドを準備しておく。
相手はバブルキング2回でエネを伸ばして、そこをアルィンドで一回リセット。
ホリプパのリリースインを警戒しながら、プラチナと信頼の証のセットで耐えて、最後は信頼の証を裏返せる《幸せはすぐ近くにある》が山札に残っていなかったので勝ち。

5戦目

しおさん 黒単スージー 先手 ◯ 
黒単コントロールなので、序盤に貼ったクリスタルコロニーが割られる心配も無くかなり強かった。
ハンデスされる前に手札に来たマジョリティを打ち、プラチナも出して攻めていく。
最後は相手の残り山札6枚で、ちょうどマジョリティを引けたのでデッキアウトで勝ち。

6戦目

ギドさん 白青フェンリル 後手 ✕
自分はトライアルポイント無しでオポーネントも低かったので、これで勝たないと決勝にはあがらない。
序盤にアルィンドを墓地に落とし、TGF対策にサテライトも貼り、プランから見えた蠢く死者も信頼の証で手札に入れて準備は万端。
ただ、相手はフェンリルをたててエビシルバーだけで1点ずつスマッシュしつつ手札は温存していたので、もう少し手札を使ってもらうためにシェカラートを出してピースを出してもらう。
どのタイミングでアルィンドを出すか迷って、結局、5点目までスマッシュを食らったところで出し、スタックTGFもサテライトで処理して盤面リセット。このときは、後でエキドナを引いた時に除外から出せるようにと思い、アルィンドはピースにぶつけずに自軍に出して除外しておいた。
リセットした後に置かれたのがブラッディ・マリーで、エキドナを止められる。
6点目まで喰らい、トップから真っ暗闇の部屋を引いたがアルィンドはもう除外に置いた後なので無駄になる。ご都合プランで、1プラン目でブラッディマリーを処理し、2プラン目でエキドナを引くくらいしか対処手段が無くなる。1プラン目はノエルで、そこまでは良かったが、2プラン目でエキドナは出ず。クリスタルコロニーが出るかめくりつづけたが出ずに負け。

序盤にアルィンドを墓地に落として見せてしまったのと、アルィンドを墓地に置くか除外に置くかの選択をミスしたのが良くなかった。
アルィンドは手札に引いてしまうと墓地に置く手段が無いので、いつ墓地に落とすべきか難しいところだった。

結果

4勝2敗で決勝SEには残れず。


nogamiさん 黒単 ◯ 後手 マリガン 1アルィンド
ちゃぶさん 緑刀匠 ◯ 後手 2アルィンド
エクセルさん 黒赤 ✕ 後手 マリガン 2マジョリティ
くとぅるふさん 赤緑ゲルボ ◯ 先手 1アルィンド
しおさん 黒単スージー ◯ 先手 2マジョリティ
ギドさん 白青フェンリル ✕ 後手 1アルィンド

前日に完成したデッキのわりには、全試合でビートダウン相手にはアルィンドを出し、コントロール相手にはマジョリティを打てていて、デッキコンセプトを実演できていたので試合内容的には満足。
また、このデッキで致命的な「初手にアルィンドを引く」が2回起こったが、どちらも後手の時でマリガンできたのでラッキーだった。
さらにコントロールデッキを使ったが、1度も時間切れまで行かず、すべて40分のうちに終われていたのも良かった。

今回使ったアルィンドは、ビートダウン相手に最速4ターン目に盤面リセットして、その後エキドナで攻める盤面をつくろうというものだった。
決勝戦の、やきすぎ丸さんとエクセルさんの試合を見た時に、青隊列の盤面構築に対して、衝撃からのガープでホリプパを墓地に送り、蠢く死者からのホリプパで盤面をほぼリセットする動きをしていた。自分はリセットにアルィンドを使ったが、エクセルさんのような構築はありだったな〜とかなり参考になった。

すでに望廊杯6thの仮置きレギュレーションも発表されているし、関西イベントのレギュレーションもあるので、また都合が合う時にD0できたらありがたいです。