Komekkun.com / blog

今月の29日にあるD0の関東最強決定戦(参考: 全最2015春予選！！ | D-0企画委員会)には参加できない人です。
そんなこんなな状態なので、1245環境のデッキもいちおう使いたいカードの寄せ集めデッキを作ってみたものの、全く回していないのです。

そして、デッキは一応作ってみたもののサイドボードについては全く考えていなかったので、今回は、自分ならサイドボードをこう使ってみたいという考えを書いておこうかなと思います。

***

ちなみに、自分はサイドボードありのD0を1度(グランプリ7ツアー関東, Dec, 2007)しかやった記憶がないくらいに経験値がたりないので、勝つための使い方というわけではなく、こう使ったら面白そうというだけの内容です。

まっとうなサイドボードの使い方については、ディメンション・ウェンズデーさんのところに色々と書いてあるので、そちらを参考にしたほうが良いと思います。また、サイドボードのルールについて改めて確認しておくという意味でも一読しておいたほうが良いです。
サイドボードの使い方～サイドボードの基本と活用法～ | ディメンション・ウェンズデー
続・サイドボードの使い方～サイドボード選択の罠！クレーターには「絨毯爆撃」ってほんと？～ | ディメンション・ウェンズデー
続々サイドボードの使い方～サイドボードを試作してみよう～ | ディメンション・ウェンズデー
続々続サイドボードの使い方～試作してみよう！その２～ | ディメンション・ウェンズデー

以上のように、まっとうなサイドボードの使い方は「相手のデッキへの対策」です。メインデッキの苦手なデッキに当たった時に、その対策カードを組み込んだり、メタデッキを想定してより有利に戦えるカードを用意しておいたり。

一方、自分がやってみたいなと思っている使い方は、「デッキコンセプトのシフトチェンジ」です。サイドボードの10枚でデッキの勝ち筋を変えようというもの。
このような考え方にいたった理由は2つあります。

理由の1つ目は、自分がコントロールデッキ的な考え方よりビートダウン的な考え方のほうが向いているから。
前者の「相手のデッキへの対策」というサイドの使い方は、相手に合わせてこちらの対応を変えるというものです。これはコントロールデッキ的な考え方と近いと思います。
一方、「デッキコンセプトのシフトチェンジ」の方は、自分のやりたいことをやる、でも2本目はそのやりたいことが変わるよというスタンスです。やりたいこと自体は変わるけれど「自分のやりたいことをやる」ということ自体はビートダウン的な考え方です。
ということで、サイドボードを利用する際にも得意な方の考え方で挑んだほうが良いのではないかというのが理由の1つです。

理由の2つ目は、初見殺しの要素を加えたいから。
サイドボードありのレギュレーションは3本制2本先取であり、1本目でデッキの内容がバレるためいわゆる初見殺しは1本目でしか通じないです。微妙な強さしかない自分としては予想外のカードの1積みや謎コンボを入れておいて、相手の想定外のところから勝ちを拾っておきたいのですが、デッキ内容がバレて対策をされて2本目3本目を取られてマッチで負けたら元も子もないです。
そこで、サイドボードを使い、1本目と2本目でデッキコンセプトを変えられれば、2本目にも初見殺しの要素を加えられると考えました。
この点にはもうひとつメリットがあって、1本目終了後に相手がサイドから対策カードを加えた際に、もしその対策カードが自分の2本目のデッキコンセプトを潰すことに全く関係がなければ、相手のサイドチェンジ損になるということ。さらに、3本目まで競った時にはどちらのコンセプトのデッキでいくのかという2択で相手に迫ることができます。

このような理由から、サイドボードを「デッキコンセプトのシフトチェンジ」に使ってみたいと思っています。

しかし、ここで問題となってくるのが、10枚のサイドボードでそこまでデッキコンセプトが変わるのかということ。
ウィニーデッキの10枚を入れ替えてコントロールデッキに変えるのは無理ですし、もともとベースの入っていないデッキを、10枚入れ替えて補給急襲デッキに変えるなんてことも無理です。
現実的にできそうなことは、例えば隊列召喚系ビートから刀匠ビートにするなどビートダウンの中で攻め方を変えるというもの。これでも、そもそもが両方の要素を入れておけば済むことだったり、10枚変更だけではサイドチェンジ後が中途半端になって弱くなってしまいそうです。

ということで、このままだと机上の空論で終わってしまいそうですが、10枚だけでうまく変えられないかもう少し考えてみます。

オーガ10周年記念D-0パーティ【ギムレット大賞典】 | 店長日記＠じゅげむの方には行ける予定なので、もし何か出来ていたらそこで試せればと思います。