前に大森靖子ミッドナイト清純異性交遊ラジオの第1回目を聞いていたのですが、この前、第2回目も放送されたので聞いていました。
ちなみに、「大森靖子ミッドナイト清純異性交遊ラジオ。」のHPには、第1回にどういうことを話したのかのまとめが記載されているので、聞き逃した方は読んでみると楽しいと思います。

***

第2回は、メールでメッセージや質問などのお便りがきて、それに答えていくのがメインになっています。
その際に感じたのが、ほぼすべての内容が人生相談みたいになっているということ。

メッセージや質問内容にはけっこうきわどいものも多く、あるAV女優が好きすぎて男優に何かされるのを見るのは辛いけど裸はみたいというジレンマとか、世の中なんでもかんでも辛いモテなさすぎてこのままだと一生恋愛とは無縁の生活を送りそうだとか、辛すぎてどうしようもないときはどうすればいいのか、とか、処女非処女問題とか。

質問の内容が内容だからというのもありますが、大森靖子さんの答えも人生相談への答えのようになっているのは、大森さんがどんなことに対しても本質を求めようとして真剣に考えているからだと感じました。
僕の今の印象だと、大森さんは他の人から聞いた情報やネットで調べた情報などよりも、自分自身の体験のほうを重視している人だと思います。むしろ、自分で見たことや経験したことや考えたこと以外は、信用しないというスタンスを感じます。
というのも、今回のラジオでの質問への回答もですが、話している内容が受け売りではなく、自分自身の経験から考え出したものばかりだから。

AV女優の話でも、大森さん自身にそう感じた経験があり、イベントで実際に会いに行ったことがあるから、そんなに好きだったら絶対に会いに行った方がいい ということを言っていました。そういうことが言えるのも実際に自分で経験して行動を起こしてその結果、実際に会ってよかったと思ったからこそ他の人にも勧められるのだと思います。

モテなさすぎて辛いという話では、人前に出る時に頑張っていない という指摘をしています。大森さん自身は「クソだけど頑張れるクソ」だと自称しており、一日の30分でもいいからかっこいい自分になって、残りの23時間30分はどんだけクソでもいい。30分とか短い時間なら、どれだけクソでも頑張れるからそういう時間を作っていかないといけない、と言っていてナルホドなと思いました。この考え方自体も、30分のライブの間だけなら頑張れるという大森さん自身の体験から来ています。

このように、大森さんは自身の経験から生き方についての考え方を持っているので、その語る内容にも説得力があり、納得できるのだとおもいます。さらに、そういう生き方をしてきた人がすくなくとも1人(大森さん自身)はいるので、同じような考えを持っているけど自信が持てていない人を肯定できるのではないかなと思います。

ということで、色々書いてきましたが、大森さんのラジオは面白いです。
次回は12月21日(日)の深夜1:30からニッポン放送で放送されるので、ぜひぜひ聞きましょう。