最近、ラジオの話ばっかりしていますね。
料理中とか車の運転中など聞く機会が多いからですが、今回は、聞きたい番組があって夜遅くまで起きていました。
そのラジオ番組というのが、「大森靖子ミッドナイト清純異性交遊ラジオ。」というもの。
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前に大森靖子の曲をススメてもらった時から気になっていた人でした。
その時は、ちょっと病んでいる感じする曲が特長のアーティストという印象だったのですが、今回ラジオを聞いてみたところ、コレは本物の変な人だなという印象に変わりました。
ラジオで話す自身の経験が、どれもぶっ飛んでいて普通の人ではやらないことばかりです。
大森靖子さんを知ったばかりの、曲を聞いただけの段階に、「病んでいる感じに憧れているけど完全に病めていない女の子」という評価を聞いて、それっぽいなと納得していたのですが、実はそんなことなかったです。この人は病んでいるというよりも、もっとベクトルの違うところに向かっていて試しに病んでみたりするような人だなと感じました。
というのも、ラジオで語った内容というのが、
弟とエロゲをした話だったり、自主退学を迫られても困らせるために意地でも退学しなかった話だったり、試しに30日間寝ないでいたら戦国時代の幻覚を見た話だったり、女の子の体のラインが好きだからAVを良いシーンで止めてデッサンしまくっていた話だったり、
面白いほど変なことをしている人です。
さらに、個人的にステキだなと思ったのが、今年結婚したらしいのですがその結婚に至ったきっかけ。
まず、大森さんは他人の4倍くらいのスピードで人生を生きているから、27,28くらいで死んで良いかなと思っていたらしいです。むしろ、そろそろ死ぬ死ぬ言っていたらしいです。
その考え方だけでも面白いなと思うのですが、その時に、結婚相手になる人が「その年で死んでる人ってけっこういるから面白くないよ、たぶん生きていったほうが面白いから、そっちのほうがみんな面白いよ」というような説得をして、「それを言うからには責任とるから結婚しよう」ってことで結婚したらしいです。
もともとは死んでいたはずなので、大森さんは27歳の現時点で既に余生を生き始めているらしいです。
大森さんも結婚相手の人も、常識的に考えると「何言ってんだこいつ」って感じですが、一歩引いて見なおせば、そういう考え方で人生を送るのも面白そうだなと思えてきます。
むしろ、普通に生きるよりも面白そう。
そんな考え方ができるところがステキだなって思いました。
ということで、大森靖子さんの個人的ブームが今来ています。
ラジオでは曲を流す他に、その場でギターで弾き語りをしていてそのスタンスも好きだし。
なにより、他の人にはない考え方で生きていて面白いというのが、生き方の参考にしたいくらいに思えます。
ちなみに、このラジオは特別企画なのですが、第3回まであるらしく、次回は11月2日(日)の25:30からニッポン放送でやるそうです。
気になった方は聞きましょう、多分次回も面白いです。