D&F会で使ったデッキその2。

ディメンション・ゼロ 望廊杯3rdレギュレーションのデッキ。
D0中部トライアルで使ったデッキ青黒覚醒隊列の改良版。

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デッキ名: 青黒覚醒
作成者: komekkun
(デッキ作成サイトで見る)
禁呪合計: 9
メインデッキ
【ユニット】
3×《なぐさめる人形クラリス》(IV-1 No.43)
3×《ディドゥルチャージ》(V-1 No.47)
3×《調整体ノゼ》(V-1 No.43)
3×《ハウス・オブ・ヘル》(II-2 No.26)
3×《闇の天使アポカリプス》(V-2 No.62 禁呪1)
2×《闇を招く者ルーラ》(V-1 No.64)
2×《オーシャンボーイ》(IV-2 No.44)
3×《建材商人カイト・マシュー》(V-1 No.88)
2×《B-tan博士》(V-1 No.94)
2×《シニスターマインド・スピリット》(IV-3 No.51)
1×《料理長コック・ハワード》(V-1 No.104)
2×《断裂の魔氷クレバス》(IV-3 No.56 禁呪3)
【ベース】
1×《サキュバス・ハーレム》(V-1 No.70)
2×《懺悔の螺旋階段》(V-1 No.69)
【ストラテジー】
3×《失恋の痛み》(V-1 No.74)
2×《蠢く死者》(V-2 No.80)
3×《不運の始まり》(IV-4 No.59)

サイドボード
【ユニット】
3×《幽魔タスヴィーリー》(V-a No.2)
3×《サンダーリザード》(II-1 No.86)
1×《大陸アルドのマーメイド》(V-2 No.92)
3×《建築家スラシュ・ライト》(V-1 No.101)

主な変更点


隊列召喚のコンボを捨てて、覚醒によるハンデスウィニーとコントロールに絞ることにした。
以下、各要素ごとの説明。

覚醒&ウィニー


このデッキのメインとなる覚醒&ウィニー。
覚醒の種として、またウィニー要員として2コスト以下のユニットをたくさん積んでいる。
隊列召喚の要素は外したため、《シェルスループ》は別なユニットに入れ替えた。
また、隊列召喚を捨てたと書いたけれども、《コック・ハワード》はゲームを決める性能があるので入れたままにしてある。
ハワードから出す候補として入れていた《シニスターマインド・スピリット》が、手札から出しても強そうだったので2枚に増量。このデッキで盤面に並ぶのは貧弱なユニットのため脅威度は薄いが、シニスターが出るだけで擬似的に全体がパワー9000になると考えると、下手なパンプベースやストラテジーよりも効率良く強固な盤面にできる。
相手や状況によりけりだけれども、小型ユニットが相手に踏まれるのをあまり気にしないで、むしろ《ルーラ》で勝てるサイズのユニットを誘い出すために利用するという考え方もあり得る。
プランにめくれたものをそのまま出すと、簡単に自軍が埋まるので《アポカリプス》や《タスヴィーリー》を出すために自軍を開けておく必要がある状況かどうかは考えながら並べる必要がある。

ハンデス


覚醒と相性の良い《懺悔の螺旋階段》でのハンデスは継続して投入。素で2コストのユニットを多めにしているので、場に覚醒の種がいなくても、螺旋階段の効果は意外と誘発させやすい。場合によっては中央投下して、ただの《失恋》として使う判断も。
クイックでのハンデスもほしい場面が多そうなので《スカルドロウ》だった枠を《失恋の痛み》に変更。序盤に相手の最速展開を防いだり、白単の《ピース》を抜いたり、ビートダウン相手には《螺旋階段》を貼ると効率が悪いが1回くらいはハンデスしたいという時に使える。

コントロール


ウィニーも兼ねる除去と、リアニメイト要素がメイン。
《なぐさめる人形クラリス》は2コスト除去であり、1スマ持っているので使い方によってウィニーと除去を兼ねられるカード。《ケット・シー》は色拘束が強く、多色カードの無いこの環境だとプランが安定しないので《クラリス》を優先した。《オーシャンボーイ》も限定的な2コストバウンスとして追加。ただし、対象を取る相手がいないと自身を強制バウンスするので小粒を並べたい時には扱いに注意が必要。
その他にも、前から採用している《ノゼ》《サンダーリザード》はウィニー兼除去の筆頭。どれも色拘束が薄いのがありがたい。
《琥珀童子》も採用候補に入っている。

リアニメイト要素は前回に引き続き《ルーラ》と《蠢く死者》。採用枚数を2:2に調整した。リアニメイトで出す先としては、《クレバス》《タスヴィーリー》時点で《アポカリプス》。これらのパーツを墓地に落としておくか、それとも手札に握っておいて普通にプレイするかは判断が難しい。いい感じにやる。

回し方メモ


メインの動きは覚醒からのハンデスウィニー。
ただ、相手次第で動き方を調整していく。
ビートダウンが相手の場合は、小型ユニットを並べることはそこまで優先せずに、《クラリス》などは除去として投下しターンを長引かせて《クレバス》《タスヴィーリー》あたりで盤面をとることを目指す。
覚醒が主軸のデッキには《不運の始まり》で序盤の展開を遅らせられると良い。
コントロールや遅めのデッキが相手の場合は、《螺旋階段》でハンデスしながら小型ユニットを並べることを優先。
どちらの場合も、終盤は《ノゼ》をお守りに握っておいて相手の大型での逆転をケアしたり、《蠢く死者》から《タスヴィーリー》リリースインで詰めることを意識しておきたい。