空理計画さんが制作したアリスアセンブルというカードゲームを買ったので遊んでいました。
機械少女を造ろうがキャッチコピーで、機械少女カードを並べて歯車をうまくつないでいくゲームです。

***

基本はカードを並べて、縦横でつながった歯車の塊を作っていき、たくさんの色を含んだ塊を多く作ると高得点です。色の種類(最大5色)が重要で塊自体の大きさは関係ないので、うまく5色をつなげ、ちょうどよいところで塊を切って次の塊を作るのがポイントです。
そのため、まずどのカードを取るか、そしてどこに配置するかが重要で考えどころのあるゲームです。
場に並んだカードからどのカードを取るかの選択では、自分が配置に使いたい歯車を持ったカードを選ぶのはもちろんですが、それ以外にも考える要素があります。それが、次の手番順や処理能力の上昇を決めるカード固有の数値。数値が一番小さいカードを選べば、次のラウンドで一番最初に手番を行えるため取れるカードの選択肢が最大になります。一方で、数値が一番大きいカードを選ぶと、次のラウンドで残り物カードを取らされることになりますが、処理能力という歯車の塊を得点化する数値が1増えます。
次のラウンドで良いカードが来るかも知れないから手番順を優先したり、最後の得点化のことを考えて処理能力をとったりと、悩める部分が多いです。

少しプレイしてみた感じだと、塊を得点化する処理能力を独占することは難しいので、一つの塊の質を上げる、つまり5色の塊を1個以上つくることを目指すのが大切そうです。ただ、もしかすると処理能力を独占するようなプレイの仕方もあるのかもしれないです。

カード個々のイラストや名前、フレーバーテキストも良いので、コレクション目的でも購入する価値があると思います。