ディメンション・ゼロ 望廊杯4th(2024)2日目のサイドイベントで開催したブースタードラフトのレポートです。

ブースタードラフト概要


I-1, I-4, II-1, III-4のパックを使った8人ドラフト。詳細はこちら

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ピックの卓順(時計回りに記載)


びぎなー

いきすぎ丸
いえろー
ronronkoko
komekkun
エクセル
fire

完成したデッキ



レアは2枚と少ないが、赤と黒のカードを多めに取れてデッキの色をだいぶまとめられたのがかなり良かった。次点で多い青も強力なギガント・エイリアンがあり、それがギリギリ出せるくらいの枚数が取れた。
ユニット枚数も多めで良い感じのデッキになった。

デッキ名: 望廊杯4th ドラフトデッキ
作成者: komekkun
レギュレーション: その他
(デッキ作成サイトで見る)
禁呪合計: 0
メインデッキ
【ユニット】
1×《殺意の魔煙キラー》(I-1 No.41)
1×《悪意の魔煙エビル》(I-1 No.42)
1×《ダンシング・パペット》(I-1 No.47)
1×《レディ・ハートブレイク》(I-1 No.50)
1×《踊り子の靴》(I-4 No.25)
1×《ディーペスト・パープル》(I-1 No.54)
1×《ささやく人形ドロシー》(I-1 No.59)
1×《車輪童子》(II-1 No.62)
1×《頬寄せる人形ヤスミン》(I-4 No.30)
1×《螺旋童子》(II-1 No.66)
1×《鬼哭神機ダ・ヴィシュ》(III-4 No.74)
1×《恋人を待つフェアリー》(I-4 No.83)
1×《ベニテング・ドリアード》(I-4 No.92)
1×《特攻戦鬼韋駄天丸》(I-1 No.1)
1×《フ・フーンダ》(I-4 No.2)
1×《ブゥン・ブーン》(III-4 No.1)
1×《魔甲タンク馬頭》(II-1 No.10)
1×《マスター灯篭ブレード》(III-4 No.5)
1×《哀愁のライラ》(I-4 No.5)
1×《雷光の魔炎ライトニング》(III-4 No.4)
1×《制圧戦鬼煉獄丸》(III-4 No.6)
1×《白熱戦鬼大蛇丸》(I-4 No.10)
1×《エビマエストロ》(II-1 No.90)
1×《ウォーターシャトル》(III-4 No.33)
1×《マーケティング・スピリット》(I-4 No.45)
1×《ギガント・エイリアン》(II-1 No.105)
【ベース】
1×《瘴気の渓谷》(I-1 No.66)
1×《聖遺物保管庫》(I-4 No.34)
1×《背炎の陣》(III-4 No.11)
1×《歴戦の城砦》(II-1 No.27)
1×《コンクリート・ジャングル》(II-1 No.30)
【ストラテジー】
1×《石化の呪法》(II-1 No.72)
1×《肉屋の注文書》(I-1 No.73)
1×《ダーク・リバイブ》(III-4 No.26)
1×《鮮血の誓い》(III-4 No.28)
1×《ローゼン・メモリー》(III-4 No.55)
1×《ビッグハンド・マグナム》(II-1 No.32)
1×《メテオ・ブラスター》(I-1 No.40)
1×《復讐の連鎖》(I-4 No.17)
1×《目覚めのキス》(II-1 No.118)

対戦内容


杉さん ◯

相手のスノウスライド・ジャイアントが、ドラフトだからこその強さがあった。
I-1のホリプパも自軍に立てられているだけで、迎撃するエネを残さないといけないプレッシャーがあった。
途中で相手が隊列召喚ストレートの条件の勘違いで、手札にストレートがあることを知ってしまったので、隊列召喚をケアするプレイをしていって勝ち。

いえろーさん ◯

スフィンクス の7000とサボテンの+2000が強くて、盤面が膠着して何ターンか1点ずつスマッシュするだけになっていた。
膠着盤面はずっと握っていた除去たくさんで解ける。(鮮血の誓い をピックのときから5コスト以下除去だと勘違いしていて、スフィンクスに打とうと構えていたけど4以下だということを途中で気づいてなんとかなってた)
その後は相手にフェイト・デストロイヤーをされてかなり怪しかったが、手札全部使って残りの3点まで行き、相手のエネを使い切らせた後のターンにリリースインが引けて、残っていたキラーと合わせて3点でぎりぎり勝ち。

びぎなーさん ◯

序盤にダンシングパペットが走り回って相手のユニットを踏み、相手の迎撃も瘴気の渓谷 で2枚要求にしてだいぶ相手にカードを使わせる仕事をしてくれた。
その後に瘴気ラインに置いたダ・ヴィシュが終盤まで強くスマッシュしてくれて、除去されても序盤に墓地に行っていたダンシングパペットを復活してくれる。
相手がダ・ヴィシュを処理するのにエネを使い切った次のターンに、目覚めのキスを引いて、プランから出たユニットを目覚めのキスでリリースインしてダンシングパペットといっしょに3点入れて勝ち。

結果

3勝で優勝!

構築では使われないX点火力のメテオ・ブラスターが、ドラフトだと中盤には相打ち火力や終盤にX=8の実質確定除去になって、いろいろなタイミングで打てる良さが際立っていた。
あとは、ダ・ヴィシュと種族シナジーのあるカードが2枚しか入っていないにも関わらず、毎回ダンシングパペットを引けて後半にダ・ヴィシュも活躍してという、噛み合いをみせていたのも勝因だったかなと思う。
II-1にいる「後方に味方がいると強化される6コストユニットサイクル」が使うのも使われるのも強くて、コモンだから枚数多く出やすいこともあり、今回のドラフトだとキーカードだったのかなと思う。

ドラフトのピック時間が公式準拠でやっていたが、体感的にけっこう短くて、じっくりテキストを読む時間は無いなという感じだった。今回は特に4パックとも種類が違って、見たことのないカードが出ることが多かったのでなおさらだったと思う。
ピックの様子をGo proで動画に撮っておいたけれども、対面のプレイヤーが映らないようにする画角と、ピックのカードを選びながらというのもあって、画角からカードが外れることが多かったもよう。

それから、初めてイベントの主催をしましたが、説明とかグダグダになっていろいろ反省点もありでした。運営の大変さの片鱗を感じられる体験になりました。
ドラフトに参加してくれたみなさんありがとうございました。
そして、サイドイベントの機会とスコアシートやお楽しみ賞も提供してくれたこかげさんと、ドラフトのピックコールをしてくれたMiyuさんと、足りなかったパックを提供してくれたKさんには特に感謝しています。ありがとうございました。















おまけ


個人的D0ドラフト覚書


あたりまえなことばかりだけど、ディメンション・ゼロのドラフトでの個人的な覚書

ピック


ユニットを多めにとる

ユニットは攻めにも守りにも使える。
ストラテジーとベースはユニットが居て初めて機能するので、まずはユニット優先。
ベースは3枚しか貼れないので、ストラテジーよりも更に少なめで。常時パワーを上げるベースはかなり強いけど。

パワーの大きいユニットをとる

効果は弱くてもパワーが高ければ強い。

スマッシュブーストのカードをとる

スマッシュは5色で使えるのでいつもよりも強い。

除去とかバットリをとる

相手のユニットを除去するストラテジーとか、パワーを上げるストラテジーやベースをとる。
上述のパワーの大きいユニットを効率的に処理するためだったり、相手の意表をつく絡め手として。
ストラテジーやベースではなく、除去効果やパワーアップ効果を持ったユニットならさらに強い。

リリースインをとる

速攻や召集などのリリースできるカードをとる。
終盤の詰めに、相手の予想外のところで勝ちにいけるように。

色を絞る

できれば2色くらいまで色を絞り、同じ色のカードをできるだけ集める。
色が揃っていれば、序盤のプラン成功率があがり、終盤は移動の色エネとして詰められるかどうかに関わってくる。
カードとしては弱くても、エネに置く用と考えると選択肢になりえるかも。

高レアリティのカードをとる

欲しいカードなので。貴重なので。

対戦


序盤は2コストユニットは手札から出さない

あとから対面にそれより少し大きいユニットを出されるだけなので、序盤に手札からは出さない。
キューティーバニーや呼声などのエネルギーブーストやシステムユニットは出す。
プランから見えたらなら出す。
終盤の、相手をスマッシュで詰めにいく盤面だとプレイも移動も軽い2コストユニットが強い。

高コストでもキーカードはエネに埋めない

ドラフトだとすぐにゲームが決まることは稀で、ターン数が延びる可能性が高い。
序盤に高コストのカードを引いても、強いカードならエネに埋めずに握っておけばだいたい使える。

早めのスマッシュはしない、盤面固めてから

いつものD0でも言えるけれども、ドラフトの場合は特に。
スマッシュが5色として使えるため、相手が握っていたキーカードが使えるようになるかもしれない。