この前、大森靖子のラジオを聞いた話大森靖子の曲が好きな話などをしていることからわかるように、大森靖子さんのことが好きになりました。
そして、ラジオのほうでメールを募集していたので、真夜中に1000文字くらいつらつらと感じたこととか好きなこととかを書いて送っておきました。

そんなことがあったので、改めて、好きな人には好きだということを伝えておくべきだと思い、これを書いています。
自分自身がちゃんと伝えられている人かどうかと聞かれると怪しいのですが、なるべく、自分が見て作っているものや行っている活動が素敵な人やその人自身がステキな人にはそのことを伝えるようにしています。

***
なぜ、こんなことを思うかというと、理由は2つあります。
一つ目は、そのステキだと思っている人、好きな人が、いつやめてしまうかわからないから。
一番印象に残っているのが、andymoriというバンドのこと。解散を宣言して最終ライブを行う予定で進んでいたのですが、最終ライブ前にギターボーカルの人が川に飛び込んで怪我をして最終ライブが一度流れました。
そのようなロックな内容だけではなく、バンドなら急に解散することもあり得ます。
先の大森靖子さんなどはすでに余生を送っている人なので、急に死にたくなったりする可能性もありそうですし。
このように、自分が好きなものを作っている人が急にそれを作ることをやめてしまう可能性はゼロではないのです。
これが、プロではなくアマチュアなど趣味でやっている人であるならなおさらです。一番悲しいのは、他の人から好かれているということや応援している人がいるということに気づく前にやめていってしまうことです。

二つ目の理由は、時間が経つとそれほど好きではなくなっているということがよくあるからです。
初めて曲を聞いた時、絵や漫画を見た時、小説を読んだ時など、そのものに触れたすぐの時はすごく新鮮で熱くなっていて、あとでこの気持を作者に伝えようと思うことはよくあると思います。
ただ、その「あとで」にいざなってみると、すでに最初の頃よりも冷め始めていて、作者に伝えるほどでもないかなというふうに思ってしまい、結局伝えずじまいで終わってしまう。
このパターンは個人的にわりとよくあると思っています。
だからこそ、最初に触れてステキだなとか好きだなという思いに至ったときにこそ、その気持を伝えるべきだと思います。

今ですと、メールやtwitterなど感想を伝える手段も手軽になっているので、せっかくステキなモノを作ってくれているのだから、その好きな人のためにも好きだということを伝えておいて損はないと思います。



余談:
こういうことは、少し勇気のいる行動なので、たいていは深夜の思考が鈍って変なテンションになっているときなどに思い切ってやってみるのがやりやすいです。