完全に大森靖子ブームが自分の中に来ています。
最近、不健康な生活を送っているのでそのせいでもありそうですが。

この前、大森靖子のラジオを聞いた話をしましたが、その時にラジオで流していた、新アルバムからの初出し曲。それが「絶対絶望絶好調」です。

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「愛してるなんてつまんないラブレターまじやめてね。世界はもっと面白いはずでしょ」から始まる曲です。
ちゃんとしたラブレターを書けない人とかカッコ悪い、ということを言っていた人がいるのですが、まぁ、それはまた別のお話。

毎回、自分が好きだという曲を説明する時に言っている気がするのですが、やっぱりベースがかっこいい。2番のBメロあたりで一気に高音に行くところとか、全体的に良く動くベースラインが荒ぶっている感じが出ていて楽しいです。

実際のところ、この「絶対絶望絶好調」は、全体的に賑やかで荒ぶっている感じがする曲です。
ラジオの中で、大森靖子さん自身が、「自分はアイドルとロックの真ん中で行き来しているような存在」というようなことを言っていました。
この曲もその通り、ベース、ギター、ドラムがしっかりロックらしいことをしている上で、キーボードかシンセのピアノっぽい音だったりデジタル系な音が要所要所で入ってきていて、ロックとアイドルの間と説明されると納得がいきます。
全体を通して、伴奏でやっていることがコロコロと変わっていくので、1番2番など繰り返している印象は全然受けない感じです。最後のサビがいつになったら終わるんだという繰り返してるところはありますが、それはそれで荒ぶっている感があっていいです。
大森靖子さん自身は曲と詩は書くけれど、ここまで編曲しているのは他の人らしいので、この形まで編曲した人もすごいなと思います。

「絶対絶望絶好調」という曲名ですが、ぱっと見は安直だけど字面的にも音的にもかなりインパクトがあります。絶望というマイナスな言葉と絶好調というプラスの言葉が並んでいて、結局のところプラスとマイナスどっちなんだっていう感じですが、そういうところが大森靖子らしさを表していてしっくり来ます。

ということで、
この曲の入っているアルバムは12月3日発売らしく、まだ一ヶ月近くあります。その前にPVとか公開されそうな気がするので、その際は是非聞いてみてください。オススメです。

追記(2014/11/15):
絶対絶望絶好調のPVが公開されていました。みんなで見よう。