WIXOSSデッキ作成サイトWixoss-Linkageを作っていて思ったことなど。

【もともとはD0用だった話】
今回作ったWIXOSSのデッキ作成サイトは、もともとD0の対戦ツールに利用できるようにデッキ作成ツールを作ろうと思ってつくっていたものでした。
ただ、D0のデッキ作成ツールはDeckMakerZeroがあり、それの完成度がかなり高いので、ハードル高いなとおもってあんま作成のモチベーションが上がらない状態。
そういう状態でいたのですが、最近Wixossのアニメが面白いなってことと、デッキ作成ツールはもちろんまだ存在しないので多少出来が悪くても出すことはできるなっていうハードルの低さ、そしてスターターが買えなくてむしゃくしゃしていた勢いで作成した感じです。
まだいろいろと使いづらいところもありますが、ここまでくれば同じように実装すればD0のほうも行けそうだなという見通しもたてたのは良かったです。

【ZX公式デッキ作成サイトがよろしくない話】
ZXは公式ページでデッキを作成できるサービスをやっていて、自分も使ってはいて、カード画像が見れたりするのはいいんですが、あんま使いやすくはないな〜と思ってました。
一番の原因は、カード検索と編集しているデッキのカードの確認が同時にできないこと。
デッキを作るときには、今入っているカードの効果や枚数と追加するカードの効果を相談しながら試行錯誤するんですが、それができない。
実際、自分の場合は、いろいろ試行錯誤するのはテキストエディタとかに書き出してやって、既に完成したデッキのレシピだけをZX公式HPで入力するという使い方しかしてなかったです。
デッキ作成ツールを作るとしたら、その辺はちゃんと出来るように作るべきだな〜と思っていて、結局はDeckMakerZeroが偉いってことなんですが。
それで、今回は、そのカード検索しながらデッキの内容も見ていられる構成で作れたのでその点では満足です。

【WIXOSS公式ページの話】
カード情報をデータベースに入れ込む際に、その元となるデータを取ってくる必要があるのですが、WIXOSS公式ページのカードデータからデータを取ってくるためにかなり細かく公式ページを見たわけです。
それで、まぁ、見てはいけないものも誰にも見れちゃう状態になっているものを発見したりするわけです。(そこまで問題のあるものではないです)
個人的にすごくツッコミたかったのが、WIXOSSではカードを横向きにすることを"ダウン"と呼んで、カードの効果には"ダウン"することによって効果を起動するものがあるんですが、そこのアイコンを表示させるhtmlタグの名前が"タップ"になってたこと。
TCGやっている人にはMtGで使われている"タップ"のほうがわかりやすいけど、公式HPとしてこれはどうなんだって、見つけた時には得も言えぬ思いでした。
あとは、カードのコストが一部間違っているものがあるんで、そこは気をつけないと。
(自分が見つけた範囲では、BAD CONDITIONとプリズムの火柱のコストが違っています。)

【サイトのデザインの話】
なんか、最近、色を選ぶことに気を使いすぎてしまっている気がする。
今回作ったものも結局、白黒灰色のモノトーンだし。
黒背面と白背面のことを考えて構成したんで、コレはコレでいいんだけど、
もっと綺麗に見える配色ができるセンスが欲しいです。

【Railsは意外とアクセスさばけるのだなと思った話】
このHPも含め、Ruby on Railsを使って作っているんですが、こいつはhttpでアクセスがあったときにrailsのアプリケーションプロセスというインスタンスを作成して、そいつがリクエストを処理してブラウザに表示させるデータを準備して返してくれるわけです。
同時にたくさんのアクセスがあった場合などは、複数のインスタンスを作って処理をするらしく、借りているサーバ的にあまり多くのインスタンスを作らないように設定で上限を切ってました。
で、今回、Wixossのデッキ作成サイトを公開してサーバの負荷とかリアルタイムで監視してたんですが、10人くらいのアクセスだったら1インスタンスだけで捌けているようです。
たまに読み込みが遅いので、アクセスが多いともっとインスタンス作らないと対応できないんだろうなと思ってたんですが、思っていたよりも対応出来ているみたいです。
そこまでアクセスが多くないのでこのままの上限で行けそうです。

【追記】
↑全然そんなことはない模様。
Passengerのrailsを動かすプロセスは許可された分だけ最大限に利用してアクセスを捌く模様。
1アクセスだけ受けても、他のプロセスが起きてなければ、許可された最大数まで起動するという感じ。
メモリ使用量で適当に判断していたのが良くなかったみたいです。
ps axのコマンド使って監視していたらこういう挙動が確認できました。
1プロセス大体80~100MBくらい使うみたい。
ということで、サーバの空きメモリ容量と相談して上限を設定し直し。

【どうでもいい話】
WIXOSSのデッキ作成サイトを作っている間、ずっとKANA-BOONのアルバムをきいていたんですが、このバンドはシングル曲以外のアルバム曲も存在感強いものが多いです。
KANA-BOONについてのこと
プログラミングするときとか、ずっと何かの曲をループさせてることが多いですが、あんまり聞き過ぎてしまうと逆に嫌いになってしまうので注意が必要。