ボードゲームの「Cross Lords(クロスローズ) 」のソロプレイをやったので、その記録です。
ゲームの概要やルールは公式ページや下記の紹介記事を参照
CrossLords | DOMINA games
「Blade Rondo外伝 Cross Lords」プレイレビュー | Gigazine
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タロットカードサイズなのがかっこいい
ゲームの所感
ソロプレイで6キャラ分プレイしてみた。
ゲームとしては、ランダムに配られる「0~10」のカードを、うまく星屑(マナ)やダメージに変換するためのエンジンを作っていくというイメージ。
カードの効果も、「数値を修正して星屑を作りやすくする」「ダメージ効率を上げる」というのが主なもの。
ランダムなものを、自分が選んで設置したカードたちでうまく捌けるようにしていく楽しさがある。
最初はソロプレイで勝つのは難しかったが、数回やるとコツが掴めてきてどのキャラでもまぁまぁ勝てるようになった(3勝1敗くらい)。
キャラや戦術の相性
直接相手を妨害する効果は無いので、あまり相手に干渉する感じのゲームではないが、戦術ごとに相性はあり、間接的に有利不利がうまれるようになっている。
ソロプレイの場合は、敵キャラクターごとに行動の種類が異なるので有利(不利)な戦術というのが存在する。
例えば、こちらにダメージを与えてこない相手(かわりに終盤に一撃必殺してくる)には、《4 外法使い》の自傷ダメージを受けながらも大ダメージを与えるカードが相性が良い。逆に、頻繁に回復する長期戦型の相手には、《0 終焉》の一撃必殺が決めやすかったり。
また、相手に先に5ダメージ与えたほうが得られる《楔》のカードの存在も重要。これにより、早めにダメージを与えにいって《楔》を積極的に取りに行く戦術にするか、《楔》は諦めて序盤は自分の昇華(設置カード)を増やしてエンジンビルドに徹するかの選択が生まれてくる。
コンポーネント
カードサイズがタロットカードサイズなのが一番の特徴。
説明書の最後にはタロットカードっぽい各カードの暗示や説明も書かれている。
スリーブを付けると、そのままでは元の仕切りに収まらないが、仕切りを取って横向きに入れるとぴったりサイズで入るので、その点は助かった。
(スリーブの余りも収まっている)
ちなみに、タロットカードサイズを触ったあとに、普通のTCGのサイズのカードを触るとすごく小さく感じる(当たり前だけど)。
縦長のタロットカードサイズだと、カードをタップ(横に向ける)はやりづらいけれども、横に並べるのは普通のTCGサイズよりもきれいに見えていい感じだった。ちなみにCrossLordsはルールにタップが入っていないので、そこのところはちゃんとわかってるなと。
裏面もタロットカードと同様に上下が分からないデザインなのは良かった。ただ、ここの点は特にルールには利用されていなかったのでちょっとだけ残念。スリーブを付けると上下がすぐわかるようになってしまうかなと思っていたけれども、実際には透明スリーブならそこまで気づかなかった。
《0 終焉》のロマン砲
全キャラで一通りプレイしても一度も使わなかった《0 終焉》の特殊勝利カードが本当に使えるのか試してみた。
結果。長期戦型のヴェロニカを相手に、8ターン目で達成。
7ターン目には上記盤面の昇華カードは揃っていたが、手札の噛み合いが良くなかったので1ターン待って次のドローで星屑8個捻出することができた。
7、8ターンで打てるならロマン砲ではなく実用性がちゃんとあると思われる。
重要なのは数値修正とドロー系のカードたち。特に《9 劇団》は複数置けばドロー数をさらに増やせるので《0 終焉》を達成するには2、3枚置きたい。
個人的には《2 愛》がいろいろな場面で使えて腐りにくいので、数値修正カードの中ではイチオシ。
さいごに
ということで、ボードゲームの「Cross Lords(クロスローズ) 」のソロプレイの記録でした。
タロットカードサイズのゲームはそれだけで珍しいので、デザインも相まって良い雰囲気のゲームでした。