誰得なのかわからない記事。
この春からお弁当作りを始めて、割と定期的に作り続けています。
新年度なので、お弁当はじめました。
最近作った料理(2017年4月)
そんな中で、TCG脳と相まって、お弁当作りとTCGでのデッキ構築に似ているところがあるんじゃないかと思い始めました。そしてもちろんですが、相違点もたくさんあるので書き残しておきます。特に誰のためになるという話でも無いですが、、、。
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弁当作りとデッキ構築の類似点
色の考慮
以前にも書きましたが、弁当作りには抑えておくべき5色が存在します(ラジオで知った情報です)。赤、緑、黄、白、黒がその5色。自分がよく触れているもので似たようなものがあったな、、、と結びついたのがTCGによくあるカラーパイの5色。この結びつきがこの記事を書き始めた一番の理由です。
ただ、色を考慮するという点では類似点ですが、その具体的な部分は殆ど異なります。
お弁当の場合は、5色をすべて揃えることが見た目の上でも栄養バランスの上でも良しとされています。一方で、TCGのデッキ構築では、5色デッキを作る機会はそうそう多くなく、1色で作ったほうが安定性が上がったり、2,3色に抑えたほうがバランスが良かったりします。そのへんはだいぶ違いますね。
ちなみに、単色弁当で検索すると、けっこうヒットします。
これは白単ですね。↓
@nifty:デイリーポータル Z:単色弁当
やはり、5色を揃えるセオリーに反しているだけあって、見た目の美味しさはかなり損なわれています。
メインとシナジー
デッキ構築では、勝ち筋としてメインに据えるカードや動き方を決め、それをサポートするカードや相性が良くシナジーを生み出せるカードを添えてデッキを作るのが一般的です。
お弁当でも、主菜となる魚や肉料理を決め、副菜はそれに合うように決めると良いものが出来上がります。
ちなみに、自分は和洋中はさほど考慮していませんが、先述の色と主菜副菜の関係性は考慮しています。主菜を鮭にしたら赤は十分だから、副菜には緑のおひたしと、黄色のかぼちゃが必要だなとか。主菜がハンバーグだったら赤が足りないから副菜にミニトマトを入れようとか。
デッキの基盤と主食
主にMTGだと、デッキの基盤として土地があります。これと似たようなものがお弁当で言うところの主食(米とかパンとか麺とか)なんだろうと思います。主食によって入れられるおかずが変わる。パンを主食にしたら洋風なものになるだろうし、米ならいろいろと和風よりになったり。
枚数制限と容量制限
デッキ構築も、お弁当も、入れられる量に制限があります。はみ出した分は諦めないといけないのです。
レシピ
デッキレシピと料理のレシピ。図らずとも同じ言葉が使われるているのです。
環境のメタを読む
デッキ構築は、環境中で多くの人が使っているデッキを考慮してメタデッキを作るのが一種のセオリーです。お弁当に関していえば、環境=季節を読んで旬の食材を採用していくということでしょう。
弁当作りとデッキ構築の相違点
消費される
デッキの場合は作ったデッキが無くなることはありませんが、お弁当の方は食べることが前提なので毎回無くなります。また、多めに作り置きをしておけば同じものを入れ続けられますが、同じ組み合わせのお弁当を連続で食べ続けるのも味気ないので、変化があったほうが良いです。
戦わない。勝利を目指さない
デッキはゲームで対戦するため、勝つために作るものですが、お弁当はそもそも戦うためのものではありません。世の中にはお弁当で張り合う人やそういう機会もあるのかもしれませんが、基本的には自分や食べる人のために作るものです。一方で、デッキは勝負に勝つためのものですが、稀に勝利は二の次にして楽しむためだけに作られるものもあります。そういう意味では、あるいは相違点とはいえないのかもしれません。
改めて見返すと、ほんとうに誰得なのかわからない内容でした。
ただひとつ言えることは、お弁当作りとデッキ構築の類似性について思いを馳せた人がたしかにここいたのです。