ルイボスティーというお茶があるのです。
アフリカ原産のルイボスという背が低めのマメ科植物があり、その針葉樹系の葉を乾燥させて飲むお茶らしいです。

なぜ、ルイボスティーなるものに辿り着いたかについてですが、僕が小さい頃、体質的にコーヒーを沢山飲み過ぎないようにということを医者に言われたことがありました。今では大丈夫なのかどうなのかよくわからないのですが、ある時そのことがすごく気になった時期があり、「たぶんコーヒーに入っているカフェインを摂り過ぎるのが良くないのだろう」と勝手に解釈しました。そして、カフェインを取り過ぎないように気を使い始めたのですが、改めて調べてみるとコーヒー以外の飲み物でもカフェインを含んでいるものってかなり多いことに気づきました。
イメージ的に納得しやすいのが、レッドブルなどの栄養ドリンク系やコーラなどの飲み物。
そして、調べてみて意外だったのがほとんどのお茶にカフェインが含まれていること。
紅茶や烏龍茶、個人的に好きなジャスミンティー、さらに緑茶にまでカフェインが含まれています。

逆に、ノンカフェインの飲み物として有名なのは麦茶です。

そういえば、飲み物のカフェイン含有量を調べたきっかけはもうひとつありました。
下記のような思考を巡らせていた時です。
もし妊娠祝や出産祝いを送る時が来たら何がいいんだろう。
→知り合い、友達程度なら消耗品のほうがいいだろうな。
→お茶とかジュースとか飲み物が良さそう。
→赤ちゃんや妊婦さんはカフェインを摂取してはいけないらしい。
→ノンカフェインとなると麦茶だけど、それではつまらないから、他にノンカフェインなお茶はないのかな。

ということで、
ノンカフェインのお茶を探していた時に辿り着いたのが、このルイボスティーです。
逆に言えば、ルイボスティーの大きな特徴はノンカフェインであることです。

そんなこんなで、ルイボスティーなるものを知り、一度飲んでみたくなったので買ってきました。
ルイボスティーが近所に売っているのか心配でしたが、コーヒーショップ(カフェではなく、いろいろなコーヒー豆を売っている店)に置いていました。

Rooibos tea 01

アフリカンなパッケージ。

Rooibos tea 02

カップにお湯を入れて飲んでみたところ、そこまで独特というわけでもなかったです。
自分の感じた味や香りのイメージとしては下記のような感じ。
・この時期に公園とかに積まれている枯れ草の香り。
・乾燥した籾殻の香り。
とにかく、乾燥した草っぽい香りです。お茶自体が葉っぱを乾燥させて作っているのですから当たり前といえば当たり前ですが。

もっと似ている香りのモノを以前食べたことがあるな、と思って頑張って思い出したのですが、たぶん伝わらない内容ですが一応書いておきます。
似ていたのは、煎ったヒマワリの種の殻の味。
以前、煎られたヒマワリの種をもらって食べたことがあるのですが、その時に殻を剥いて食べるとは知らずに、みんなが見たことのあるヒマワリの種の姿のまま食べていました。本当は殻を剥くと中から柔らか目の部分が出てきて、そこだけ食べるらしいのですが。
その時の、煎られたヒマワリの殻の部分の味が、香ばしい木のような味だったのですが、それがルイボスティーの味(香り)とかなり近かったです。

伝わらないような説明をしましたが、ノンカフェインなお茶を探している人は一度飲んでみると良いと思います。