最近、文章を書いていて「少し冗長すぎるかな?」と思うことがある。
主に、ブログとかメールとかを書いている時に。

伝えたい本題があって、それを伝えるために文章を書き始め、書いている途中に「これも伝えておこう」となることがよくあり、それをそのまま残して伝えているという感覚。

本題とは別の内容が文章に付随していると、それらに隠れてしまって本題がわかりづらくなってしまうことがあるから冗長な内容の文章は良くないと思う。できるだけ簡潔に書いたほうが、そもそも伝えたかった本題が伝わりやすいし、文章を書く労力も少なくて済むというメリットもある。
一方で、「こういうところまで伝えないと性格に伝わらなそうだな」と思って文章を補足することがよくある。特に、本題を詳細に説明する文章は必要なのかどうか判断に困ることが多い。本題とは全く関係ないものではなく、補足するものなので、思わず追加したくなってしまうのだ。伝える相手の読み取る能力を信頼して、だいたい察してくれるだろうと予想して省くこともできる。そうしたほうが、察するだけの能力がある読み手には好都合だ。けれど、文章を書く際の大抵の場合は、「もし伝わらなかったら」と考えて補足の情報も入れている。

たぶん、「これが正解!100点!」ってものは見つからないんだろうけれど、できれば、伝える相手に合わせてちょうどいい詳細さの文章を書ければいいなと思う。

冗長な文章は良くないけれど、詳細な文章は必要とされる。
情報不足な文章は良くないけれど、簡素な文章は歓迎される。

難しい最適化問題は、いろいろと試して見つめなおすことで学習していけるのだと思う。



余談
冗長な Redundant (rɪdˈʌndnt)
簡潔な Brevity (brévəṭi)

最近、伝えたいことがあると、英語だったらどう伝えればいいんだろうと考え、それに必要な単語を調べていることが多い。ただ、日本語と英語は1対1に対応するわけではない(上記のものもな)ので、その使い方の違いがどうなるのかなっていうのが気になる。あとイントネーションも大事なので発音記号も。