最近、思っていることはそれほど重要ではなくてもブログに書いてみています。
それによって、文章を書く頻度も多少は増えています。
文章を書く頻度が増えて実感したこととしては、書くことってけっこう時間と労力がかかるんだなということ。
1000字くらいのものは、書いているうちにあれこれ考えるので1時間位かかることもしばしば。
この頃は、よく電車に乗っていたので、その50分とか40分くらいの暇な時間に書いていたのですが、そのくらいでギリギリ書き終わるか少し残るかという感じでした。

これだけ時間がかかって、果たして書くこと自体にそれなりのメリットがあるのかなと改めて考えてみたので、今現在の自分が感じているメリットを残しておきたいと思います。

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一つ目は、「考えがまとまる」ということ。
自分が頭のなかで考えている段階では、自分自身ではわかったように感じているのですが、実際はあまり考えがまとまっていないことがほとんどです。
それを実際に言葉にして言ったり書き残したりする段階で、改めて自分の中の考えがまとまっていくというように感じています。
好きなものについてはどんなことが好きなのかとか、なにか感じたことがあればそれはどういう言葉で表現するのが適当なような感じだったのかとか。
フワフワしていた考えがより具体的にまとまっていく、というか、そういう作業をしないと言葉として表現して書き表せないからそうするという感じです。
そして、考えていることを一度文章にしておけば、誰かにその考えを話す時などに考えがまとまっていて話しやすくなる、表現しやすくなるということにつながると思います。

二つ目は、「自分の考えに自問自答できる」ということ。
頭のなかで思っていることを書き出してみると、自分の書いた文章であってもどこか客観的に捉えられることができます。
そのことによって、一つ目にも書いたようにもっと良くその感じや状況を表せる言葉があるかどうか考えなおしたり、カードゲームの話ではプレイングでやったことや構築の考え方を書いていると、それよりもこうしたほうがよかったなっていうのが見えてきたり。

三つ目は、「書く前には考えていなかったことにまで辿り着く」こと。
こういうことを書こう、と思って書き始めると大抵の場合は書いている途中で、そういえばこういうこともあるなといったように、書く前には考えていなかったことを新しく思いつくことがよくあります。
書いていることがトリガーとなって新しいことを思いつくということ。これもまた、一つ目の「考えがまとまる」ことから派生しているようなものですが。
そのせいで文章がグダグダ長くなってしまうのですが、そういう考えは文章として書き出す前には辿りつけていなかったものなので、書くことによっていいものが発掘できたような気分になれます。



とりあえず、今のところ感じているメリットはこんな感じです。
この文章が1200文字くらいあり、これでA4用紙が1枚埋まるので、そう考えてみると意外と量になるんだなって思います。
駄文を量産している感じは否めないですが、ひとまずはこの調子で何かしらを書き残し続けていきます。