ブログを書いている友達が、そのブログに2015年の抱負みたいなものを書いていたので、そういえば1月はそういうことをする季節だけどやっていなかったなと思い、今年の抱負を書き残しておきたいと思います。

実は具体的なところまではまだ決めていないのですが。

今年の抱負は「自律する」です。
Self-controlです。

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最近の座右の銘は諸行無常だと書いたことがあるのですが、諸行無常という言葉自体は物事を捉えるときの考え方を表しているので、目指すものとしては不向きです。なので、そのままでは抱負や目標にはならない。
この諸行無常が自分にどう関わってくるのかを大雑把に言ってしまうと、「自分はいつか死ぬ」ということでしょう。

これをふまえて、大きな目標を掲げると
「人生の中で自ら何かを生み出して残したい」
というもの。
この目標は、本業であれ趣味であれ共通している話です。

で、「何かを生み出したい」というのを具体的にどうすればいいのか。
手段としては、
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「入力(知識や経験の獲得)」
 ↓
「処理(考える、統合する)」
 ↓
「出力(実行する、作成する)」
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という流れを繰り返す。
ただ、今の自分はこの一連の流れを続けることができていない状態です。
そこで、「継続的」に入力して処理して出力するということを行うことができる状態になるよう整備(訓練)する必要があります。
その継続させるために必要なのが「自律(self-control)」だということです。

自律するためにやること。
単純ですが、
「毎日やると決めたことは強制的にでもやる」
ということです。
継続的に行えるようにするには、ある程度の期間、強制的にやれば継続する困難さが薄れていき習慣化します。また、そこまでいくと逆に継続を途切れさせることのほうが嫌だと思うようにすらなります。その状態まで持っていくための「強制的に」です。

コレを行う上での、個人的に留意しておこうと思う点がいくつかあります。

その1、「60%でもOK。完璧は求めない」
さっそく強制的にということから矛盾するような内容ですが、実は矛盾しません。僕は完璧主義的なところがあるので、完璧主義の欠点である「100%にできそうにないなら最初からやりたくない」と思ってしまうことがあります。これによって行動を起こす心理的ハードルがかなり上昇するので、それを取り払うための60%でもOKルールです。
上記で説明した強制的にやるというのは、100%の質を求めているのではなく、継続的にやることに対しての「強制的にやる」です。なので、0%だと継続するというルールに違反しますが、60%ならOK。OKにする%を下げ過ぎたら意味がなくなりますが、大学の授業なら60%でギリギリC判定で単位が取れるので60%でOKくらいがちょうどいいんでしょう。

その2、「親として強制する」
「大人になる」の定義の仕方はいろいろあると思いますが、親がいなくても生きていけるという線引きは理にかなっているのかなと思います。親がいなくなったら誰が親の役割になるのかというと、それは自分自身でしょう。自分自身が子供でもあり親でもあるという状態になるんだと思います。そういうふうに捉えると、自律するために自分自身に強制していることは、嫌がらせしたいから強制しているのではなく、親が子供の将来を思って強制しているものと一緒です。子供の視点からしたらそんなところまでまだ理解できないだろうけれど、親であり子供でもある状態なら、親として子供の為を思って強制していることなんだという理解できます。子供の為を思って強制しているということを頭の片隅に置いておけば継続もしやすくなります。

その3、「適切な度合いのSを自身にかせるMとなる」
これメモってあったけど面倒くさいから今は詳しいことは書かないです。60%の精神です。

その4、「形や記録として残す」
やったことの記録を残しておくと、継続しているということが目に見えてわかって安心感があります。それが、これからも継続しようという意欲にもつながるので重要です。

ということで、「毎日やると決めたことは強制的にでもやる」ために留意することを書いてきました。
ここまできて残念な話ですが、これから継続させようと思うことは大まかにはあるのですが、現段階では具体的にはまだ決まっていないです。
今年の抱負だったら、その具体的なことを書くべきだったんでしょうが、やることについては後で具体的に決めます。

そして、今年の抱負「自律する」を目指すもう一つの理由として「ナタデココ」があります。
ナタデココというのは、僕のイメージではフルーツポンチなどに入っている四角く加工されたアレを指しています。
記憶が正しければ、僕は中学生の頃にすでに「ナタデココ」のようになりたいと考えていました。何を言おうとしているのかということを端的に表そうといろいろと調べた結果、適切な四字熟語がありました。
「外柔内剛」です。
外柔内剛とは、外見は穏やかでやさしそうだが、心の中は何事にも左右されない強い意志をもっていることを言います。
外は柔らかくて中のほうはちゃんとした歯ごたえのある芯がある、それがまさにナタデココだなと中学生の自分は考えていたのです。
外柔内剛なナタデココのような人になるために、しっかりした芯を持つためにも「自律する」ことは必要だということです。

ということで、今年の抱負は「自律する」でいきます。
来年の自分が見返した時に「60%くらいは自律できていたな」と思えるようにやっていきます。