一昨年は、iKnow!というアプリを使って英語学習をしていました。単語の学習と聞き取りには良いアプリで、有料版で1年間続けました。
その後は1年ほど何もしていなかったのですが、最近、NHKラジオ英会話をやり始めました。
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英語力測定テスト
NHKラジオ英会話の話の前に、NHK語学のサイトに英語力測定テストがあります。
NHKテキスト 英語力測定テスト2019
これをやると、だいたいの自分の英語力レベルがわかって、それぞれのレベルで、NHK語学のどの講座が対応しているのか分かります。
自分のテスト結果はこんな感じ。
基礎編、応用編で共にB1レベルでした。分布的に、テスト参加者の中のボリュームゾーン。
NHK英語講座レベル一覧を見てみると、B1レベルに対応する講座はいくつかあるのですが、その中でもラジオ英会話が自分にはあっているようだったので、これを続けています。
NHKラジオ英会話
改めてNHKラジオ英会話の話。
通勤の車の中でちょうどいい感じ
Webページやアプリから、前週の5回をストリーミングで聴くことができます。
1回あたり15分で、自分はスマホアプリを使って通勤の車の中で聴いているのでちょうどいい長さです。
1週間の通勤で10回聞ける時間があるので、5回の放送をそれぞれ2度ずつ聴くことになります。復習にはちょうどいいです。
車では基本的にリスニングと、できるところはシャドーイングするだけ。
文章の意味は大体は聞き取れるのですが、細かいところでどう表現しているかわからないところもあるので、そこは家に帰ったときにテキストで確認しています。
NHKラジオ英会話の良いところ
「英語と日本語訳は1対1には対応しない」という問題を乗り越えるために、いまちょうどNHKラジオ英会話がテーマにしている「英語のイメージでとらえる」という点や、少し前にあった「英語ネイティブの語順を理解する」という点を扱っているがすごく良いなと思っています。
最近だと、aboutとby、betweenとamong、atとonといった前置詞をイメージで使い分けられるようにするという考え方がおもしろいです。「いろいろな文で使われるけれどそれぞれで日本語訳が違う」、「使い方と日本語訳は似ているのになんでこの場合はonを使うんだ?」といった疑問があったのですが、単に丸暗記するのではなく、こういうイメージだからこの前置詞を使うんだという理解につながります。
ところどころで、英語ネイティブの二人に「もしこの場合にinじゃなくてonを使ったらどんなニュアンスになるの?」と質問して、微妙な違いを説明してくれるのがありがたいです。
Mom is sleeping in her bed. だと、ちゃんと毛布もかけて寝ている感じだけど、
Mom is sleeping on her bed. だと、布団をかけずに寝転がっている感じになる。
という感じで。
日本語と英語の語順が違い、英語ネイティブの人は本当に英語の語順通りに思考して言葉を話しているという話もおもしろかったし。
英語と日本語の対応を暗記する勉強ではなく、英語ネイティブの人がどういう感覚で単語を選んでいるのかを、場面を連想してニュアンスの違いを理解することを目指しているのが、自分が良いなと思ったポイントです。最終的には、日本語で考えて英語に訳して話すのではなく、考えたことをそのまま英語で表現するところまでたどり着けるのが理想です。
NHKラジオ英会話について書き出してみると、やる時間もちゃんとあるし、やる理由もちゃんとあることを再認識できたので、当分はこれを続けていこうと思います。ゆくゆくはもっと英語話せるようになれたらなということで。