バレンタインデーから既に数日経ちましたが、僕のここ数年のバレンタインは年に幾度のお菓子を作る時期になっていて、今年はビスコッティを作っていました。

参考にしたレシピはこちら→ほぼ日刊イトイ新聞 - 帰ってきた! ちいさなレシピを1ダース。 No.8 ビスコッティ
このレシピを元に、さらに手を抜けるようにアレンジして作りました。

ちなみに、ビスコッティとはイタリアのお菓子で、「二度焼いた」という意味を持つらしいです。その名の通り二度焼く工程があります。二度焼くことにより堅いクッキーという感じの仕上がりになります。

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それでは、まず材料から。
今回は、参考レシピの2倍の量で作りました。

・薄力粉 200g
・砂糖 100g
・卵 2個
・油(オリーブオイル) 大さじ2
・チョコボール 2箱
・ドライフルーツ(パイナップル) 適量

詳しい工程は参考レシピのURLのほうを参考にしてください。

1. 薄力粉、砂糖、卵、油を測って入れて、混ぜる
Biscotti01
粉系はちゃんと電子スケールで測り、液体系は計量スプーンでちゃんと測りました。普通の料理の材料や調味料は目分量でもイイと思うのですが、お菓子作りの時だけは初心者はちゃんと量を測りましょう。測らないと失敗の元です。
この混ぜる工程が意外と粘りがあって腕がつかれます。
粉っぽさが無くなるまで心配ですが、途中で水分を加えようとかしないようにしましょう。頑張って混ぜていればまとまります。不用意にレシピ以外の水分を加えるとベチャベチャになります。

2.チョコボールを砕いて生地に混ぜる
Biscotti02

本来のレシピだと、ナッツとチョコなのですが、それの両方を兼ね備えたの一石二鳥アイテムがチョコボール。
しかもお菓子の材料売り場のナッツは高いですがチョコボールだと安いです。
ちなみに、銀のエンゼルは当たりませんでした。前に当たったのが一つだけとってあるけど、数が揃う前に無くしそうです。

Biscotti03
ビニール袋に二重に入れて、叩いて砕きます。チョコボールはけっこう堅いので砕くのは意外と大変。今回は、包丁の柄で叩いて砕きました。

Biscotti04
砕いたらこんな感じ。

3.ドライフルーツを適当な大きさに切って生地に混ぜる
Biscotti05
今回はパイナップルを使用。
この袋の半分くらいを包丁で細かくして生地に入れました。

Biscotti06

4.オーブンのプレートの上にクッキングシートを敷き、生地をなまこ形に広げる
Biscotti07
なまこ形って元のレシピにも書いてありました。

5.180度のオーブンで20分焼く
Biscotti08
焼く前は、ちょっと平べったすぎるかと思っていたのですが、焼いたらけっこう上に膨らみました。

Biscotti09
表面はサクサクな感じで、メロンパンの表面みたいな印象。まぁ、クッキー生地だしね。

6.放置して粗熱がとれたら1cmくらいの大きさに切る
Biscotti10
1cmよりちょっと太めに切ったけど、サックサクと切れました。

7.切断面を上にして並べて、150度で30分焼く
Biscotti11
焼く前の断面。
ビスコッティの特徴である2度目の焼きに入ります。
読んだら分かるように、20分焼く→粗熱をとって切る→30分焼く というように、作業時間がけっこうかかります。オーブンを温める時間も加わるのでなおさら。
焼いてる間は別のことしているので実働時間としてはそれほどでもないですが、時間に余裕のあるときだけやりましょう。

完成!
Biscotti12
焼いた後の断面はこんな感じになります。

ビスコッティの解説にあったとおり、けっこう堅いクッキーという感じの食感でした。
食べてもらった人からは、洋風の雷おこしという表現をもらいました。
今回のレシピだと、それなりの甘さがあり、これだけでもおやつとして食べられます。元のレシピだと、チョコはビターチョコを使っているので、そうするともうちょっと落ち着いた感じでワインとかお酒に合うようになるのかもしれません。
また、今回はチョコボールを細かく砕きすぎた印象があるので、もう少し荒さを残して量も増やしたほうが食感のアクセントが増えていいのかなと思います。
ただ、ビスコッティ初挑戦としては大成功だったと思います。

ということで、ビスコッティを作った話でした。
基本的にクッキーと同じ作り方なので、材料の計量とオーブンの温度・焼き時間を守れば、初心者でも失敗すること無く作ることができると思います。
クッキーとは少し違う変わり種を作ってみたい人にはイイと思います。





余談
個人的に、バレンタインデーの時期にチョコを貰えるかどうか心配しながら過ごすのは精神衛生上よろしくないと思うので、女子が男子にとかそういうこと関係なしに年1回のお菓子作りの日になったら楽しいのになと思います。
それができるのも、手作りお菓子を食べてくれる人がいるからこそなんですがね、、、。