禅や東洋哲学を学んでみる企画の一つ。
「マンガ 禅の思想」蔡 志忠 (著), 野末 陳平 (監修), 和田 武司 (翻訳)
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台湾の著者の本が日本語訳されたものです。
1998年に初版が発行されたので20年前からあるので。
内容は、禅に関わる人々のショートエピソードを漫画にしたもの。基本的に1ページで1エピソードなので読みやすいです。こむぎこをこねたものでも取り上げられていたエピソードもありました。ただ、漫画のエピソードだけでは、「これってどういうことだ?」と思う部分も多々あります。巻末にそれぞれのエピソードの解説はあるけれども、解説も短いので、それでもよくわからなかったり。そういう意味では、この漫画の前に東洋哲学や禅についての入門書を読んでいたので、そこでの理解が漫画を読む際の手助けになっていたと思います。
コチラの漫画のほうから読んでいたらチンプンカンプンな内容も多かったかもしれません。
なので、個人的にはこの漫画を読む前に入門書を読んでおくことをおすすめします。