「ぶたぶた (徳間文庫) 」(矢崎存美)

これもprime readingで読んだ。
短編小説集で、日常生活のどこかにぶたのぬいぐるみが出てくる。しかも、そのぶたのぬいぐるみは、人間のように振る舞っていて主人公以外はあまり違和感なくぶたに接しているというちょっと不思議な世界。

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僕の場合は、NHKの番組「ねほりんぱほりん」にゲストとして登場するぶたのぬいぐるみの容姿を思い浮かべながらよんでいた。「ねほりんぱほりん」のほうも、ぶたの容姿だけれど話していることはその人のちょっと特殊な日常生活というところが、どことなく共通点に思えたので。

短編小説形式だけれども、最後の話で各話の場面がつながっていくところも良かった。

「ぶたぶた」はシリーズ化されているらしいので、なにかのめぐり合わせがあったら他の作品も読むかも。