映画タグつけているけれど、見ていたドラマの話。
Amazon prime videoでモテキ(ドラマ版)を見ていた。
モテキ(ドラマ版) | Amazon prime video

「29歳童貞の主人公にモテ期が訪れ、今まで知り合っていた女の子たちから突然連絡がバンバン来まくるようになる」というところからスタートする話。
タイトルやあらすじ的に、ハーレムモノなんじゃないかと思って見始めたが、そんなことはなく、モテ期といえばモテ期なんだろうけど「理想的・ファンタジー的にモノゴトがホイホイ進んでいく」という訳では無いところが面白かった。

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また、話のなかで、主人公がiPodで聞いていたり頭のなかで自動再生したりする音楽が各話にいろいろとあって、主人公と同世代だったり音楽の趣味傾向が近しい人はそれで更に楽しめるのだろうと思う。僕は主人公の世代より少し若く、音楽の趣味もずれているのか、知っている曲は少なかったけれど、逆にいい曲をいろいろと知れた。

それから、脇役として登場するハマケン(浜野謙太、SAKEROCKや在日ファンクの人)がいいキャラしていて面白かった。ハマケンは、今季やっているNHKの朝ドラ「まんぷく」で、白馬に乗って登場する歯医者役として僕は初めて認識して、そのキャラも良かったし、このモテキでのキャラも面白かったので好きだな〜と感じた。

モテキの話の内容としては、主人公がどっちつかずでフラフラとしているところとか、防御的で受身的に、相手からの好意を確認しようとしすぎてタイミングを逃すところとかが多い。そして、そのことで女の子からひっぱたかれたり、指摘されたり。こういうのを見ていると、重要な場面では時には不確実でも我を押し出して強引に行くのは大切なんだなと思わせられた。

モテキは劇場版もあるようなので、あとでそちらも見る予定。

【追記】
ほぼ日に、ドラマのモテキに関する対談があって、面白かったので貼っておく。主人公役の森山未來と、オム先生役のハマケンと、マンガ原作者の久保ミツロウさんと、糸井さんの対談。
愛と言うには  ちょっと足りない。 『モテキ』をめぐる、とても自由な座談会。 | ほぼ日