久しぶりに見てきた映画。
「こどもかいぎ」という仕組みがある保育園の1年間を実際に取材した話。
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喧嘩をしたときも、大人が仲裁するのではなく二人で話し合う。
育児をしていると、まだ小さくてもいろいろ考えているなって感じる場面があり、自分のことを話し、相手のことを聞く経験を積むには小さい頃から「こどもかいぎ」の場があると良いなと思った。大人が口や手を出しすぎずに、こどもの主体に任せるっていうのも大事。
作者のインタビューを見ると、コロナ禍のこどもへの影響が後々に出てきそうに感じた。
こどもにも話したいことがある。ドキュメンタリー映画「こどもかいぎ」をめぐる話。
映画の最初の方では床に座って「かいぎ」をしていて、こどもたちは自由すぎた印象だったのだけれど、後半に椅子を円形に配置したことによって、かいぎに少し集中しやすくなっていたのが印象的だった。これはインタビューの記事にも書かれていた。
たぶん、椅子によって、強く強制はしないけれどもどこに居れば良いのかがわかるようになり、その配置がコミュニケーションをとりやすい配置になっているから会話に集中できるようになったのかなと思う。
映画全体を通して、大人がこどものできることを最初から決めつけないで、こどもの話を聞いて、やりたいことも見守ってやらせてみるのが大事そうだなと感じた。