2022年7月の【D&F会】 に参加してきたので、その時に使ったディメンション・ゼロの望廊杯2nd環境のデッキ紹介。

デッキ名: 赤黒ダブル合成ウィニー
作成者: komekkun
(デッキ作成サイトで見る)
禁呪合計: 6
メインデッキ
【ユニット】
3×《怨念の魔煙グラッジ》(III-3 No.15)
3×《ケット・シー》(V-1 No.49 禁呪1)
2×《錯乱時計パニックヴォイス》(V-1 No.52)
2×《スカルド・ロウ》(V-1 No.63)
3×《猛毒のパープルエッジ》(III-2 No.81)
3×《鬼哭神機ジャバスター》(III-1 No.151)
2×《影を縫うミッドナイトエッジ》(III-4 No.71)
2×《隠れ潜むバイオレットエッジ》(III-3 No.74)
2×《鬼哭神機ザガリオン》(III-1 No.157)
3×《マスター一閃ブレード》(III-1 No.2)
3×《特攻戦鬼韋駄天丸》(II-1 No.1)
3×《光の勇者マキリ》(V-2 No.25 禁呪1)
3×《制圧戦鬼煉獄丸》(III-4 No.6)
2×《光の巫女ホリプパ》(V-2 No.30)
【ベース】
2×《懺悔の螺旋階段》(V-1 No.69)
【ストラテジー】
2×《時空歪曲》(V-2 No.76)

***

赤黒ダブル合成ウィニーの概要


赤黒の小型ユニットでウィニー気味に攻め、タイミングを見計らって《鬼哭神機ザガリオン》《隠れ潜むバイオレットエッジ》の2種の合成を狙うダブル合成システムを搭載したロマンデッキ。

デッキができた経緯


スタート地点のバニラザガリオン

もともとは、ありすさんがよく使っているバニラザガリオンが気になって自分でも組んでいじってみていた。
バニラザガリオンは、4thのバニラサポートカードと、3rdの合成がうまく噛み合ったデッキ。赤黒の最小コストのバニラユニットである《冷笑する人形イヴ》《神の使いアン》《特攻戦鬼韋駄天丸》がバニラサポートカードの効果をうけ、さらに種族がそれぞれドールとサラマンダーのため《鬼哭神機ザガリオン》の合成にも使える、デッキ内のカードの噛み合い方が美しいのが特徴。

自分はそこから、《神の使いアン》《特攻戦鬼韋駄天丸》がウィニー向きな性能であることを活かそうと考え、《光の勇者マキリ》《光の巫女ホリプパ》を採用してウィニー要素もあるバニラザガリオンを作ってみていた。

デッキ名: バニラザカリオンw/マキリ
作成者: komekkun

禁呪合計: 9
メインデッキ
【ユニット】
3×《冷笑する人形イヴ》(V-1 No.42)
3×《神の使いアン》(V-2 No.41)
2×《錯乱時計パニックヴォイス》(V-1 No.52)
3×《処刑人レオナルド》(IV-1 No.53)
2×《鬼哭神機ザガリオン》(III-1 No.157)
3×《特攻戦鬼韋駄天丸》(III-1 No.1)
1×《ライトニングホーン・ドラゴン》(IV-3 No.5)
3×《光の勇者マキリ》(V-2 No.25 禁呪1)
3×《祭儀の踊り子リムセ》(IV-4 No.11 禁呪2)
2×《光の巫女ホリプパ》(V-2 No.30)
1×《融解戦鬼灼熱王》(IV-1 No.24)
【ベース】
3×《魔煙の谷底》(IV-4 No.34)
3×《呪術研究所》(IV-1 No.73)
3×《射撃訓練所》(IV-1 No.32)
【ストラテジー】
2×《ブリッツクリーグ》(III-4 No.76)
3×《鬼神合体》(III-1 No.159)

理論上では、3rdの合成、4thのバニラと補給、Vの強カードがうまく噛み合って使える、345バリューパック。
ただ実際には、コントロール寄りなバニラ要素とウィニー要素を両立させるのは難しく、うまく回せるか怪しいものになったので一度お蔵入りにした。

転換点の赤黒ウィニー、赤黒懺悔

その少し後に、ふと同じ赤黒の配色である望廊杯2nd赤黒ウィニー赤黒懺悔ウィニーを見ていたときに、意外と合成の基盤が整いそうなことに気づく。

バニラにこだわらなければ、
《ケット・シー》
《鬼哭神機ジャバスター》
《特攻戦鬼韋駄天丸》
でドールとサラマンダーの種族が揃い、《鬼哭神機ザガリオン》が合成できる。

しかも、同時に採用されている
《怨念の魔煙グラッジ》
《猛毒のパープルエッジ》
《マスター一閃ブレード》
によってシャドーとブレードマスターの種族も揃い、《隠れ潜むバイオレットエッジ》の合成も組み込める。

1デッキで2種類の合成ができたら絶対に楽しい。
そんな考えから、赤黒ダブル合成ウィニーが誕生。

赤黒ダブル合成ウィニーの紹介


まずは、冒頭のデッキレシピを再び貼っておく。

デッキ名: 赤黒ダブル合成ウィニー
作成者: komekkun
(デッキ作成サイトで見る)
禁呪合計: 6
メインデッキ
【ユニット】
3×《怨念の魔煙グラッジ》(III-3 No.15)
3×《ケット・シー》(V-1 No.49 禁呪1)
2×《錯乱時計パニックヴォイス》(V-1 No.52)
2×《スカルド・ロウ》(V-1 No.63)
3×《猛毒のパープルエッジ》(III-2 No.81)
3×《鬼哭神機ジャバスター》(III-1 No.151)
2×《影を縫うミッドナイトエッジ》(III-4 No.71)
2×《隠れ潜むバイオレットエッジ》(III-3 No.74)
2×《鬼哭神機ザガリオン》(III-1 No.157)
3×《マスター一閃ブレード》(III-1 No.2)
3×《特攻戦鬼韋駄天丸》(II-1 No.1)
3×《光の勇者マキリ》(V-2 No.25 禁呪1)
3×《制圧戦鬼煉獄丸》(III-4 No.6)
2×《光の巫女ホリプパ》(V-2 No.30)
【ベース】
2×《懺悔の螺旋階段》(V-1 No.69)
【ストラテジー】
2×《時空歪曲》(V-2 No.76)

メインムーブのウィニー

メインとなる動きは赤黒ウィニー。
小型ユニットで早めにスマッシュして、《光の勇者マキリ》《光の巫女ホリプパ》につなげる。
または、《怨念の魔煙グラッジ》《制圧戦鬼煉獄丸》(こいつも種族サラマンダー)、《スカルド・ロウ》で隊列召喚を行う。

サブムーブのダブル合成

サブの動きとして2種類の合成。
合成の準備の軸となるのが《錯乱時計パニックヴォイス》の存在。これが望廊杯2ndで戻ってきたからこのデッキが成立しているともいえる。
まず、エネルギーに《鬼哭神機ザガリオン》と《隠れ潜むバイオレットエッジ》をセットして、タイミングを見計らってそれらを《錯乱時計パニックヴォイス》のコストとして除外。同時に合成の種に使うユニットを墓地から回収する。
《鬼哭神機ザガリオン》は除外した後に《時空歪曲》でプランゾーンに置いて、盤面にドール/サラマンダーを揃えて合成。全体7000火力で盤面を一掃できる。
《隠れ潜むバイオレットエッジ》は、合成がリムーブゾーン効果のため、除外したあとは盤面にシャドー/ブレードマスターを揃えるだけで合成できる。3スマ持ちがリリースインで出てきて、トドメを刺してくれるだろう。

その他の採用カードや候補カード

《懺悔の螺旋階段》
ハンデスベース。《怨念の魔煙グラッジ》と相性が良い《鏡像の魔城》と選択。少し遅くなるが汎用性が高いかなと思い懺悔のほうを採用。ザガリオンを合成したときにハンデスしたり、ハンデスした後にバイオレットエッジを合成できたらなという願望もある。

採用候補
《禁断の魔煙フォビドゥン》
シャドー 兼 軽コスト高パワーユニット。禁呪も余っているので採用候補になる。

《クライング・パペット》
《拳闘戦鬼豪腕丸》
隊列召喚 兼 ドール/サラマンダー。ザガリオンを合成する盤面には成らないだろうけれども、種族的な噛み合いが良いロマンがある。

《木の葉隠れの術》
合成の別ルートとなるカード。《光の勇者マキリ》を素材にすれば《光の巫女ホリプパ》を出す選択肢もできる。1コストユニットも多い点が、採用をするか躊躇われる理由。

余談

Q. 「火力とリリースインの両方の効果を持つカードも入っているのですが・・・。」
A. 「このデッキで一番強いのは、ホリプパを回収して毎ターン走らせる動きです。」

終わりに


ということで、赤黒ダブル合成ウィニーの紹介でした。
実際はホリプパだけで事足りる、というようなロマン的な側面もありますが、ザガリオン、バイオレットエッジ、時空歪曲の6枚だけで合成要素を追加して、できるだけメインのウィニーの動きを阻害しない構成になっているのが隠れこだわりポイントです(2色エネの確保にも貢献している)。