D0望廊杯3rd本戦おつかれさまでした。
環境考察は本戦前に予想をやったほうが良かったかと思うのですが、なかなかそこまで余裕がなかったので、終わった後の環境の結果の考察みたいな感じで。

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各地のトライアルの結果


本戦前の、各地で行われたトライアルの結果と上位デッキは仙望廊さんのnoteでまとまっています。
ディメンション・ゼロ 望廊杯3rdトライアル一覧

本戦のデッキタイプ一覧

本戦上位のデッキ一覧


環境考察


おおまかな環境は、
・緑単ガロンバルカン
・白単フェンリル
・クレバスコントロール
が三大勢力で、
びぎなーさんの秋葉原トライアルのレポートにある図と同じ感じ。

自分の使った青黒覚醒は、クレバスコンの亜種で、対ビートではクレバスを安定して早く出すというよりも、小型除去で序盤を凌いでヘルで制圧かクレバスで盤面を取り返す構成。対コントロールでは自分がコントロール対決をする自信があまりないので、ハンデスとウィニーで勝とうと考えて構築していた。

最初のトライアルで優勝した黒単ヘルシュナイダーが少なかったのは、その後のトライアルで優勝した赤青急襲フレアに墓地焼きがあって、対策されやすいからかなと思われる(といっても、最速だと止められないが)。

一方で、その赤青急襲フレアもかなり少なかった(使用者一人だけ)のが意外だった。
トライアルでも2回上位に入っているデッキタイプで、手札補充とスマッシュ力があり、シュナイダーや青黒クレバスに刺さる墓地対策が自然とでき、対白単にもフレア成分で抗える可能性もあり。
ただ、早めのトライアルで結果を残しているので対策をされている点もあったよう。耐性赤のワードエイトを採用している白単があったり、クレバスは墓地からではなく手札から出すのがメインな構築だったり、緑単はジャングルキャッスル採用で火力が通りづらくなったり。耐性赤やジャングルキャッスルは、海老名トライアルの赤プラントの全体9000火力にも効く。

(この対戦でも、緑単は3ターン目に手札からジャングルキャッスルを貼ることを優先している)
赤青急襲フレアは、自分の使ったデッキではあまり対策できていなかったので強そうに見えていたけれども、他のデッキからしたらまぁまぁ対策できていたのかも。

プラチナデッキも居たのは少し想定外で、自分の懺悔ハンデスとウィニー頼りの対コントロール戦術はサテライトとクリスタルコロニーで破れました。対白単はけっこうきつそうだけれども、クリスタルコロニーと信頼の証で大体のビートはしのげて、プラチナが出れば盤石に巻き返して勝ちにいけるのは強い。サイクロプスが制限なので、緑でエネから出す構成なのは理にかなっているなと(ガロンが入って黒系にも強いし)。

最終的には、最大勢力のうちの緑単ガロンバルカンと白単フェンリルが1位2位だったのも、デッキタイプ自体が強かったのもありながら、環境に合わせた微妙な調整の成果もあったのだろうなと思います。