試しにディメンション・ゼロのキューブのカードリストを作ってみた。
以前、D0もラスクロインフィニティみたいなのが出てほしい話をしていた。その流れで、D0にもカジュアルにドラフトやシールドで遊ぶカードセットがあったらなと思っていたので、とりあえず現状のカードプールからキューブを作ってみた。
(実際に試したわけではない机上の空論カードリストです。)
あんこのキューブ
ディメンションゼロ あんこのキューブのカードリスト
あんこのキューブ赤
あんこのキューブ黒
あんこのキューブ青
あんこのキューブ白
あんこのキューブ緑
レアリティがコモン・アンコモンのカードのみを集めて、各色50種 x 5色 で合計250枚。
30枚で1デッキを作り、2〜6人くらいで遊ぶ想定。(8人でも一応ギリギリ足りる枚数)
「D0のルールはだいたい知っているが、自身のデッキやカード資産が無い」というメンバーとカジュアルに遊ぶのに丁度良くなればと思って構成している。
この記事に関わる追記
・2022/7/6 D0 あんこのキューブの微調整
***
想定するプレイルール
ドラフトやシールド戦のためデッキの色がまとまらない問題を無くしたり、引き運などで勝てるようなカジュアルさを出すために、対戦時は以下の特別ルールを想定
・1デッキ30枚
・受けたスマッシュで好きな色のコストを支払える(レインボースマッシュ)
・ゲーム開始時に両者とも山札の上から2枚をスマッシュに置く(実質2エネスタートで、5スマで終了)
・その他は通常のD0と一緒のルール
デッキ構築方法
ドラフトやシールドの方法はあまり詳しくないので、TCGの大御所のMTGなど参考に、好みの遊び方でやったら良いと思う。
とりあえずランダムに30枚をとってデッキにするだけでも遊べるかも。
キューブ・ドラフト - MTG Wiki
独自のドラフトルールを作って遊ぶのでも良いかも。
1) 9枚のパックを18個用意する(計162枚)
— 上杉真人|ボードゲームデザイナー (@dbs_curry) February 16, 2021
2) 最初のパックを3*3のグリッドに並べる
3) 各横列につき、手前の列は自分だけが確認でき、中央の列は両者が確認できる
4) 先手が縦か横の1列を取る(3枚)
5) 後手が残った縦か横の1列を取る(2枚か3枚)
6) 残りを捨て次のパックへ
7) 以下繰り返し
あんこのキューブの基本構成情報
50種×5色の合計250枚
1色50種あたりの構成は
・ユニット34種
・ベース6種
・ストラテジー10種
全て1種1枚ずつ
ユニットの大まかなコスト分布
(色によって若干前後している)
コスト: 枚数
1コスト:3枚
2コスト:7枚
3コスト:7枚
4コスト:6枚
5コスト:5枚
6コスト:4枚
7コスト以上:3枚
レアリティはコモンとアンコモンのカードのみ
ファーストからVセンチュリーまで広くからピックアップ
禁呪は無し
あんこのキューブ構成で意識している部分
このキューブで、できるだけD0の特徴や面白さを体験できるように、下記のようなところを意識してカードを選んだ。
プランが使いたくなる
D0の特徴のひとつのプランを積極的に使いたくなるようなカードたちを多めに。
基本ベース(《難攻不落の城塞》)
基本パワーアップストラテジー(《暗黒の決意》)
除去(《呪われた貴公子の呪い》)
などなど
盤面に関わるカード
D0の特徴である3x3のマスを活かすカードたち。
隊列召喚(《聖母宮を守る獅子》)
隊列召喚(《チャイルド・スピリット》)
後に味方ユニットがいると強化されるユニットたち(《スパイダーミストレス》)
《経済戦争》
などなど
バニラとバニラサポート
複雑になりすぎないように、効果の無いバニラユニットも多めに採用。
バニラユニットはできるだけ色拘束が強くてパワーが高いものを。
バニラに少しアクセントが加わるように、バニラサポートのベースも採用。
バニラユニット多めのデッキを作っても、引けたサポートベースによって特徴が変わるように。
バニラユニット(《スケイル・デモリッシャー》)
バニラサポートベース(《海兵隊訓練場》)
各色の特徴があるカード
各色の特徴が出るようにカードを選択(結果的にそうなったともいう)
赤:速攻、火力、高スマッシュ
黒:除去、ハンデス、墓地利用
青:ドロー、バウンス、特殊移動
白:パワー上昇、対象にならない、ベース破壊
緑:エネ・スマブースト、パワー上昇、エネ送り除去
カードパワーが高めのものを
できるだけ派手なゲームになるように、コモン、アンコモンの中でもカードパワーが高いものを。
高コストのカードは特に、効果が強いものや、さらに大型を出したり盤面を派手に変えられそうなものをできるだけ採用。
細かいプレイングよりもカードパワーで勝敗がついて、もう1戦、という感じになるように。
《メモリーキューブ・オリオン》
《深淵竜メイルシュトローム》
《機械竜ラルゴ》
などなど
リリースインするカード
速攻などのリリースで盤面に出て勝負を決めにいけるカードをできるだけ多めに。
ゲームが膠着するよりも早く決まるようにする。
速攻ユニット(《爆砕の魔炎バーン》)
リリースインユニット(《魔獣軍団長ヴァサーゴ》)
リリースインさせるベース(《パンドラ・エッグ》)
などなど
おわりに
試しにディメンション・ゼロのキューブのカードリストを作ってみた話でした。
あまり見かけないカードも多いので、普通にD0をプレイしている人にとっても新鮮で面白いかも。
遊べるかどうかはともかく、とりあえず自分でも足りないカードを集めてキューブを組んでおく予定です。
ちなみに、D0のカードをまったくもっていない人が、このキューブのカードを集めようとすると意外と高く付くかも。
というのも、D0はコモン・アンコモンでも優良なものは200〜400円くらいして、キューブの枚数も普通のデッキ(40枚)の約6倍なので。
(参考: マスターズギルドの通販)
どちらかというと、すでにD0のカードをある程度持っている人が作って、持っていない人たちと一緒に遊ぶ用かも。
また、カードリストを作るのは楽しいので、興味のある人はいろいろなキューブのカードリストを作ってもらえると、自分が見て楽しみます。
以上です。
以下余談
ディメンションES感想
— pino(D-0YouTuber) (@nakanomit) May 9, 2022
・200種類しかないのに、様々なデッキが組めそう。
例えば黒単除去コンもキラーミュラーのユニット中心で捌くタイプと鉤爪などのストラテジーで捌くタイプが作れます。
自分がキューブを作り始めてみたきっかけの一つとして、ディメンションESがあるかなと思う。
独自のエクスパンションを作るのは面白そうで、自分でもデッキではなくカードリストを作ってみたいなと。
あとは、最近MTGのドラフト配信を見ていたり、リミテッド戦に興味があったから。
だいぶ前にD0の大会のサイドイベントでVシールドをやったときも、個人的に合っている感じがしたので、そういう遊び方をまたやってみたいなと。
D0-RSSでレアリティ検索をできるようにしたのも、このキューブづくりがやりたかったからです。