「のんのんばあとオレ」(水木しげる)

この前の追悼水木しげる ゲゲゲの人生展関連の話で、「のんのんばあとオレ」の漫画を読んでました。

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だいぶ前にドラマを見たことがあったので、そういえばドラマでもこんな場面あったな〜と思いながら読んでました。べとべとさんとか、イボの話とか結構覚えてました。
昭和初期の子どもたちはこんなことして遊んでいたんだなぁとか、のんのんばあの妖怪の話とか、当時は小さい頃に病気で亡くなる子が結構いたんだなぁとか。
あと、ゲゲゲの人生展でも展示されていたように、水木しげるは小さい頃から絵や物語を描くのが好きだったんだなぁというのがよく分かる漫画でした。
要所要所で、のんのんばあやお父さんが茂にかける言葉が印象的でした。
のんのんばあやお父さん、一緒に遊んだ友達、仲が良かったのに亡くなったり分かれることになった子たち、そういうった幼少期の経験が水木しげるをつくっていったんだなと感じられる本でした。