「常識として知っておきたい「美」の概念60」(城 一夫)

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有名な画家や作品はいろいろとあるけれども、それらがどういう括りに分類されるのかが知れる本。美術史の大まかな流れも年表にまとまっていて知れます。帯には「古今東西の」とあるけれども、まとめられている内容としてはヨーロッパの美術史がメインで、日本の美術史も後半になるというため。なので、中国とかアメリカ大陸とかはそれほど無いよう。

流し見てみた感じだと、最初から最後までじっくり読んでいく本というよりかは、図鑑のように眺めたり、気になるものがあったら索引から調べてみたりする使い方が良いのかなと思いました。
そのため、自分の場合は、このブログのDesign&Art のタグにたまに載せているような美術館に行く時や行った後に、この本を開いてみるのが良さそうな使い方かなと思います。
例えば、ポーラ美術館に行った時のレオナールフジタ(藤田嗣治(つぐはる))はエコール・ド・パリっていうのに含まれるとか、カラヴァッジョはキアロスクーロっていう分類とか。その他にも、今までに美術館で見て気に入っていた、ミュシャとかジュール・シェレとかルノワールとかシャガールとかマグリットとか、そういう画家がどういう分類と解釈されているのかとか、前後にどんなものが流行っていたのかとかを知るために参考になりそうです。

この本で調べてみたメモ
ミュシャ→アール・ヌーヴォー
ジュール・シェレ→アール・ヌーヴォー
ルノワール→印象主義
シャガール→エコール・ド・パリ
マグリット→ダダイスム/シュルレアリスム