ディメンション・ゼロの非公式新規カード発行プロジェクトであるFixerSの話題です。
既にカードも発売中でこれからのレギュレーションでも使え、カードやデッキの考察もいろいろな人が始めています。

自分はまだデッキを作るまで手はつけていないので、種族の話でも。
FixerSの第1弾では、ディメンション・ゼロには登場していないオリジナルの種族を持ったユニットだけが登場しています。
基本的に一つの色につき2種の種族がでています。

FixerSの世界観を見てみるに、大雑把に言うと各色のどちらかが平和のために戦っていて、もう一方が戦争を悪化させようとしているような種族という感じになっています。
各色の種族を簡単に見ていくとこんな感じ。

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【赤の大地】
・テクニカ
『王位種』の末裔らしい。
平和的な種族だけど、中には《〝棄国の隷属者〟亞曇 壱英》というおっさんのように、戦争の首謀者っぽい《〝謀略家〟鬼眼 》とつながっている者もいるよう。

・ラファジエ
戦闘種族。
戦争の首謀者っぽい鬼眼が属する種族。

【黒の大地】
黒はどちらも戦争派のよう。
・グロウタ
旧文明の時代の落とし子らしい。
多種族にある、何かの末裔っぽい感じなのかも。

・ドラクル
闘争こそが基本原理という種族。
Storyでは鬼眼側にいるグリーナーもいる。
一方で、《リリーテ〝ザ・ヴェノム〟》のように主人公キャラっぽいのをサポートしてそうな個体もいる。
(・ゼレギア)

【青の大地】
・ストラクタ
大人気の《〝作業機械〟こうのわ6号》のいる種族。
機会種族でメカメカしい見た目のものも多い。

・メルカトル
人間とそっくりの姿をした商売魂をもった機械種族。
平和的な天児のほうに所属している個体がいる一方で、商売のために鬼眼の側にいる個体もいる。

【白の大地】
最後の人間であり、平和をのぞむ天児がいる大地。どちらの種族も平和的だと思われる。
・ファクター
『王位種』に生み出されたという。メカメカしいものが多い。

・ゼレギア
人間を模して作られた人造生物。
フレーバーテキスト的に、主人公キャラっぽく色々な大地を回っている《〝機械姫〟かぐや》がいる。

【緑の大地】
・ミクストル
喰らうことでその特質を得る力を持つ。
天児の側に属している者がいる。
獣人種族らしく、今のところいる2種はどちらも狐。

・リヴス
珪素生物。
鬼眼の側に属している者がいる。



こんな感じで各色2種の種族がいるのですが、ここらへんの話題はフレーバーテキストなので知らなくてもゲームには影響しないです。
その一方で、多少なりともゲームに影響する要素も。このタイトルにも書きましたがFixerSは第1弾にして色の大地を超越した種族の個体が1体だけおります。
それがこれ。
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《〝器壊姫〟つぶて》
黒 ユニット クイック ゼレギア
Play: 黒2無2 Move: 黒1無1
●このカードと同じスクエアのすべての相手のユニットのパワーを−2000する。 ●あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、このカードと同じスクエアのすべての相手のユニットのパワーを−2000する。
Power: 4500 Smash: 0
F-1 No. 13
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ゼレギアはもともとは白の大地の種族のはずですが、このつぶてについては色が黒になっています。
フレーバーテキスト的には、白の大地のゼレギアが黒の大地に棄てられたとのこと。
種族については、ゲームにも関わる部分なので知らずに驚きの動きをされることもあるかも。

といっても、現状でのFIxerSの種族は種族シナジーの効果が出ていません。この種族設定はフレーバー重視のものなのか、ゲーム中の利用も考えられたものなのか。今後もし種族を参照する効果が出てきた時のためには気にかけておく必要があるかも知れないです。