ディメンション・ゼロの関東最強決定戦の大会レポートです。

プレイヤーの参加人数は27人で、スイスドロー5回戦で順位が決まります(スイスドロー後の決勝トーナメントはありません)。

自分の使用デッキはこちら→D-0関東最2016 使用デッキ 白青耐性隊列

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1回戦目 ギドさん 白単


1本目
相手は呼び声→ブックキーパーからのスタートで、8000対象にならない状態になる。ブックキーパーのラインにクリスタル・ファクトリーを貼り、プラヴァビルを出す(8500)。次のターンにファクトリーを寝かせて10500になったビルでブックキーパーを踏み、制圧。途中で打たれた休戦の光からピースで守ることが出来て勝ち。

2本目
ベースがせつなで割られたり、ストームドライブがシェカで座れたりして序盤は劣勢に。相手の手札がピースとわかっている状態でエヴァを立てられる。一度シェカでエヴァを対象にとり、ピースがでてくる。その後、エヴァが前進してきたのでプランからユニットを投げて処理する。その後、もといを展開して攻め、アーニャのビッグトライアングルを決めて処理しきれないユニットを展開して勝ち。

〇〇で勝ち 3点

2戦とも、序盤にフェンリルが全く見えなかったり、3積みの追放が一度も見えなかったので相手の引きの悪さも味方した試合でした。

2回戦目 くろぬこさん 黒青スプレー


1本目
相手もスプレーアートが入っている構築。1戦目は順調にビートからビッグトライアングルに繋げることができ勝ち。

2本目
相手の除去のメインが黒なのでサイドからホーリーレイピア(耐性黒)を投入。アポカリプスが歩いてユニットが除去されるが、スプレーアートで黒指定ラインを2ライン作りレイピアを出して踏み返す。そのままレイピアで制圧してビッグトライアングル。さすがに処理されないだろうと思っていたら、中央に相手のスプレーアート、指定色は緑で、こちらのスプレーアートが塗り替えられる。その後、緑になったタスヴィーリーをアーニャ上に投下され、効果でレイピアを破壊される。盤面が返されてしまってそのまま負け。

3本目
補給急襲ビートをしていき、残り2点まで攻める。その後が攻めきれず。相手の最後の1枚の手札がルーラだと推測できたので、自軍のユニットが歩いて詰めに行くエネを残しておきながら放棄→相手ターンに入り、手札からブラッディマリーをプレイ。手札の迎撃用のルーラが使えなくなったのでプランに回答を探るも出なかったため勝ち。ひとつ前のターンに不用意に前進していたらルーラの迎撃+効果で盤面が逆転されていたと思うので、警戒できたのは大きかったです。

〇X〇 で勝ち 6点

それから、スプレーアート用に作ったマーカーが、いつもは赤or黒しか使わないのですが、今回の対戦ではじめて緑も活用できたので新鮮な感じでした。

3回戦目 大橋さん 筑波ターボ


大橋さんの使用デッキレシピ
配信卓
1本目
ビッグトライアングルチャンスを二度ほど日和って見送ったのが大きなプレイミスだったと思う試合。
4ターン目にベース左右に貼れていて、ストームドライブが中央ライン左にいて、銀行フリーズ効果起動(下におくる)→プラン《アーニャ》の状況。もう一つのリリースのままのベースで、ストームドライブ横移動、2エネ払って前進すれば白1残って隊列まで決められる。一方で、相手はまだ2エネ残っていたのでゲルハーピーやゲルサラマンダーだったら決まらないというリスクがあり、隊列は狙わずに放棄。
この盤面はリスクが大きかったので狙わない選択でも良かったと思います。
その次の相手ターン。自分は3エネ残しており、相手はプランからガロンをストームドライブのスクエアに投下。そのバトル中に追放を打ってストームドライブを守る。たぶん、これが一番のプレイミス。自分が3エネを残していたのは、手札のプラヴァビルをプレイすることも考慮してだったのですが、追放を打つとそれが出来ない。このターンにビルを出せば、次のターンに隊列を狙うことが十分可能だったので、そのチャンスを逃したことになります(この段階で7500のビルを止められるのは2体目の覚醒ガロンで中央を埋めるくらい。しかも追放をとっておけばそれも乗り越えられる)。そのため、ストームドライブを守るための追放プレイはかなりのテンポロスになるプレイミスだったと思います。結局、ドライブもプランからのゲルサラマンダーで処理されたし。
そんなこんなで、その後の展開としては、攻め手を自軍にプレイしても苦諦を合わせられる状況までなってしまい、そうなるとすでにジリ貧なので負け。

2本目
今回はプラヴァビルでファクトリーを背負いながら中央ラインを攻めていき、ビッグトライアングルに繋げることに成功。しかも、△効果でスプレーアート上にワードエイトを出す。中央に10500のビルと9500のアーニャ、横にスプレー上のワードエイトと一番強い形。相手ターンに、苦諦をアーニャにぶつけながらワードエイト除外、衝撃からの白陽と残っていたリリースのユニットの火力でビルとアーニャも処理される。こちらのデッキの一番強い盤面でも一掃まで持っていけるというのは、やはり筑波ターボの対応力の高さが実感できます。ただ相手はエネが全フリーズだったので、こちらの手札のもといプレイ、残り2点を決められるので勝ち。

3本目
序盤に小型が展開されたことに加え、マグマダンサーがいるというのがツラい。クイック移動、ピース、ビッグトライアングルが使いづらくなる。しょうがないので、ビル等で攻める。途中でこちらのユニットを処理するために、大地の緒→マグマダンサーを白陽に変換→火力を飛ばす という状況があり、それにピースを合わせ、マグマダンサーもいなくなっていたので安全に着地。これが転機になり、そのまま攻めて勝ち。

X〇〇 で勝ち 9点

全最2015春では、ひつじさんの構築から発想を得た赤青緑融解アイスロマンで大橋さんに勝ったのですが、今回も図らずもひつじさんリスペクトの改造を施したデッキで勝利できました。

4回戦目 ありすさん 青t白カニ


配信卓
1本目
町田会な対戦。運良く1積みの刑務執行場が序盤に貼れる。ただ、無駄には使えないので、侵略者から出たエビショーグンは刑務ではなくユニットで踏みに行って処理し、エビプレジデントに対しては握っていた追放が打てるので刑務を温存。そのうちに、ビッグトライアングルを決められる盤面までなり、アーニャとワードエイトが迎撃しきれずに残り勝ち。

2本目
カニアーミー達が展開された後にビルをプレイ→銀行で見ていたピースを引く。その後、前進してカニを踏みに行く→追放→ピース→追放(2枚目)→ピース(2回目)でビルを守る。手札のカルナで自軍まできていたカニを踏みながら中央エリアを埋め、残り3点ではあるが、カニが中央以上に移動できない盤面にする。次ターンに詰められることはなかったので、攻めに回り、相手のエビゴールドは刑務で処理でき、展開したもといとピースで勝ち。
最後の盤面は、もといプレイ→もとい着地前にスタックで刑務起動してゴールドを処理の方が良かった。

〇〇 で勝ち 12点

5回戦目 レダさん 筑波ターボ(ゲルボ)


配信卓、実質決勝戦
1本目
序盤にプランから合成されたゲルボックルが処理できず、ずっとエネを増やされる。盤面を取るためにもといをプレイするも、苦諦で除外され、盤面を取り返せずに負け。

2本目
ゲルハーピーのスマッシュブーストから早い段階で白陽が出される。シェカラートで白陽を対象にとり、スタックで無限のミラージュでシェカを移動させてゲルハーピーを踏み、両方処理。ただ、相手のゲルハと白陽はプランから出たもので、こちらは手札2枚を使って処理しているので辛い交換という感じ。2体目のゲルハと白陽で攻められ、手札枚数が少なかったので現場指揮が出来そうにもなく、自軍のゲルハにワードエイトを普通にプレイ→苦諦で除外されるという一番悪いパターン。その後、2体目のワードエイトにも苦諦を合わせられ、負け。

XX で負け

最終戦は惜しい盤面までも行かずに2タテされたのが残念です。レダさんは、仮想敵として白青耐性デッキも作って回していたらしいのでそういうプレイングでの対処もわかられていたのが敗因かなとも思います。また自分のプレイングについても、2本目は、サイドから現場指揮を入れたにも関わらず序盤でエネに埋めていたのは良くなかったかなと思います。隊列を早く狙って決める形ではなく、手札を貯めて現場指揮でゆっくり動く形に変えたにも関わらずプレイングをしっかり切り替えられていなかったので、そこらへんは動かし方の練習がまだまだ必要だと感じました。

結果


最終結果は4勝1敗で2位になることが出来ました。
全最での勝点も得られたので、全最で良い試合ができるように再び調整していこうと思います。

今回は、上位(5位まで、4-1ライン)が全て関東勢だったので、遠征しない体力温存効果が発揮されたのかなと思います。ということで、全最で優勝して開催地を自軍に持ってくるのは防衛戦のためにも有用です。

関東最の会場全体を見ていた感じ、使用デッキが固まらず様々なデッキタイプが使われている印象を受けました。また、同じ筑波ターボでも主要パーツ以外の部分がだいぶ違って個人調整されていたりとか。動きを見ていたり、動かし方を聞いて面白そうな構築が多々あり、自分の作っていたデッキにも活かせそうなものもあったので、これをもとに作ってみたいデッキが増えました。

次の全最予選は、次の土曜日(7/30)の浜松予選です。たぶん自分は参加しないけれども、もしも「作ってみたいデッキ」がそれなりに完成して回したくなったら強行するかもしれないです。