D-0東北最12th 使用デッキと大会レポートの記事で少し触れていた、大会直前に迷走して作ったデッキと、それより前に使おうかなと思って作っていたデッキの紹介です。
ただ、迷走デッキの方は最終的に使わなかった(というか、大きい大会でこの完成度のデッキを使ってはダメだと思った)ので、「こんなデッキ考えたけどなにかの参考になるかも」程度に。

迷走デッキ


デッキ名: 白緑青アギニ
作成者: komekkun

禁呪合計: 10
メインデッキ
【ユニット】
1×《〝局地兵装〟とこよ》
2×《〝戦地支援〟たたら》
1×《エヴァンジェリカル・エンジェル》
3×《シェカラート》
2×《ワード・エイト》
1×《光の天使ピース》
2×《ロサ・プリムラ》
3×《ロサ・ランブラー》
1×《マオ・マンクス》
1×《マオ・シルバータイガー》
2×《大陸アルドのフェアリー》
3×《〝エラーナンバー〟アギニ》
3×《獣騎士ガロン》
2×《〝流通業者〟カナン・カルナ》
【ベース】
1×《ソーラービーム・サテライト》
1×《タクティクス・グラビティ・フィールド》
1×《刑務執行場》
2×《禁断の地の果実》
3×《大巨人の盾》
2×《大地の緒》
【ストラテジー】
1×《追放》
2×《再改造手術》

サイドボード
【ユニット】
1×《〝空爆装備〟せつな》
1×《エヴァンジェリカル・エンジェル》
3×《〝造換手〟チーシ》
【ベース】
1×《ソーラービーム・サテライト》
1×《タクティクス・グラビティ・フィールド》
1×《刑務執行場》
【ストラテジー】
1×《追放》
1×《休戦の光》

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迷走デッキの解説


このデッキをつくる前に抱いていた問題意識としては、「筑波ターボを倒すために調整していた白青耐性デッキが、それほど筑波ターボに勝率が良くない」ということ。
赤耐性+スプレーアートで1ラインを潰しても、筑波ターボの増えたエネで別ラインから押し込まれたり、苦諦でスプレーアートラインが処理されたりでなかなか勝ちきれない感じでした。
その時に思ったのが、「エネ差で押し込まれてしまうのなら、エネ差を補えば行けるんじゃないか」ということ。
相手に対抗してエネルギーブーストする必要ははなく、相手のエネブに便乗して差を広げられないようにエネブすれば十分ではないか?
相手のエネブに便乗できるカードは?→アギニ
という考えで作り始めたのがこのデッキでした。

パーツの選び方

まず、デッキの色は、大元であった白青に緑のエネブ(アギニ)を足そうということで白緑青になります。
当初は、以前作っていた白青耐性デッキのプラヴァビルの枠をアギ二に変えて緑を少し加え、青が多めの構成でしたが、安定しないので緑を多めに変更。
青を必要最低限に絞って、白緑をベースにデッキ構築をすることに。
白緑のデッキということで、白緑レッドショルダーを参考にデッキパーツを選択していきました。
一方で、ワードエイト+カナンカルナのクイック移動の組み合わせや、ドローソースは青を入れる意味として外したくなかったので、その枠を開けるためにガイアエンジンを外してアギニに頼る。
そんなこんなで出来上がったのがこのデッキです。

強かった点

補給用に入れた大巨人の盾がやはり強かった。白青でクリスタルファクトリーを使っている身からすると、寝かせなくても+3000はすごいなと。また、果実も序盤に貼って補給の元にしておいて、ベースを貼り過ぎた時などに主体的に割れるので便利。
さらに、大地の緒からけっこうランブラーを出しやすく、ベースが貼れていれば全体的に対象にならなくなるのは強いなと。しかも、自分のカードの対象にはなるので、カナンカルナで避ける動きとも干渉し合わない。

どこが弱かったのか?

いろいろと良い所がある中で、なぜ、このデッキを東北最に持っていくことをやめたのか。その理由たちです。

まず、エネブが安定しない。
相手が先攻かエネブするデッキの場合しか有効でないことに加え、アギニ3枚しかエネブカードが無いので、必要なタイミングで引けていないことが多い。

次に大地の緒からランブラーを出しても弱い。
シェカラートをランブラーに変えられるのは良いのですが、大地の緒に出たランブラーのパワーが5000というのが問題。せっかく、筑波ターボの白陽に焼かれなくなったのに、なぜか白陽に一方的に踏まれるパワーという。盾ラインに居ればランブラーもつよいのですが、出すのが大地の緒経由前提だとなかなかうまくいかないものです。

そんなこんなで、つくってはみたが東北最には持って行きませんでした。

青黒スカイ

デッキ名: 青黒スカイ
作成者: komekkun

禁呪合計: 9
メインデッキ
【ユニット】
3×《香魔マナカ》
3×《七つの海の王子》
3×《香魔コジ》
2×《B−tan博士》
3×《香魔ラコク》
2×《香魔ミダレバコ》
2×《シニスターマインド・スピリット》
2×《風の女王イーシャ》
3×《香魔キャラ》
3×《堕天使ムリエル》
【ベース】
3×《カルアの酒場》
2×《此岸橋》
2×《懺悔の螺旋階段》
【ストラテジー】
3×《不運の始まり》
2×《廉売》
2×《侵略者の一撃》

サイドボード
【ユニット】
1×《大陸アルドのマーメイド》
2×《ローグ・ロングホーンビートル》
3×《〝棄国の隷属者〟亞曇 壱英》
2×《シルバーワイズ・ドラゴン》
【ストラテジー】
2×《鬼眼の三策》

こちらは迷走ではなく、東北最の直前の町田会に持って行ったデッキ。
それよりも数週間前に秋葉原のチェルモに行って、スカイロード面白そうだなと思って組んでいたデッキです。クイック移動で苦諦に強く、盤面のコントロールも強い。
ただ、町田会で使った時に、神龍1体で完封されてしまっていたので、そこを対処できるような構築が必要。サイドから赤を入れて墓地焼きをしても、除外が増えることで一英の9000火力では神龍が処理できない時空侵食のような確定除去や、ノゼ、ナイトベアといった大型除去を入れるか。