ディメンション・ゼロの望廊杯2ndが11月末に迫ってきており、残り2ヶ月を切りました。
今週末に最後の予選がありますが、本戦と同じレギュレーションの予選はすべて終了したので、予選結果から本戦でどのようなデッキが使われそうかの考察をしておこうと思います。
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予選の上位デッキは、下記のページにすべてまとまっています(こかげさんありがとうございます)。
望廊杯2nd予選一覧
主に結果を残しているデッキ
赤緑コロボックル
望廊杯2ndで火力とリリースイン、墓地焼きを備えた《光の巫女ホリプパ》が解禁され、ホリプパを純粋に活かせるコロボックルデッキが結果を残している。
《命の歌声シュシュ》による色エネ軽減や、《ファンシーカット・ムーンストーン》の合成や《細い柳の葉シュシュ》によるエネルギーブーストによって展開力が高い。
《友情の風スムレラ》によるパワーサポートもある。
《光の勇者マキリ》と小型コロボックルによる速攻ぎみタイプの他に、《マスター万手ブレード》で盤面を一気に展開するタイプも存在する。
青隊列
青の優秀な小型ユニットで盤面を作り、《料理長コック・ハワード》の隊列召喚で盤面を一気に制圧するデッキ。
《賢者妖精ペイングリン》が解禁されたことで、エネルギーを起こしてさらに隊列召喚やプランからの展開を行えるようになった。
青黒や鵑王リーグで使われた青白などの混色タイプもある。
スカイロード
スカイロードで盤面をコントロールしながら、青隊列のように《料理長コック・ハワード》の隊列や《賢者妖精ペイングリン》での展開も行える。
黒での除去・墓地回収・手札破壊と様々な対応ができる。
エキドナプラチナ
《騒乱時計パニックヴォイス》が解禁されたことにより、《プラチナドラゴン》を除外して手札に《悪魔竜エキドナ》を持ってこれるようになり安定性が増した。《プラチナドラゴン》は場に出れば、白以外の相手には2ターンで決着がつくフィニッシュ性能がある。
エキドナが出る9エネに達するまでに、コロボックルや青隊列の展開力・速度に対処できるかが勝負所。
赤青急襲
赤ベースをメインに、火力で除去しながら《祭儀の踊り子リムセ》《融解戦鬼灼熱王》で詰めに行くデッキ。
墓地除外がやりやすく墓地を利用する黒に強い。
デッキタイプ的にユニット枚数が少ないが、黒をタッチして墓地回収をできるようにすることで、終盤でもユニットの息切れが起こりにくくなっている。
ベース対策をしたデッキはあまり見かけないのは追い風かも。
次点でありえそうなデッキ
白ビート
《忠実なる闘士フェンリル》と様々なメタカードを採用した白系ビートダウン。
予選の結果が揃い環境に多そうなデッキタイプがわかってくると、各メタカードの優先度を決めやすくなるので、本戦でこそ本領を発揮できそうなデッキ。
黒単
採用するカードによって色々なデッキに対応できるため、白ビートと似たような理由で、本戦でこそ活躍できそうなデッキ。
赤白スクラップ
メロー系やベース破壊といった札を引けていないと対処が難しいデッキ。
《スクラップファクトリー》からのめくり運が絡むのと、早いデッキに対して盤面を返すまで持ちこたえられるか。
その他
カニやスティングフィッシュ、その他の諸々のデッキや、そもそも初出のデッキが出てくるかもしれませんが、そこは本戦をおたのしみということで。