マスク(字幕版) | Amazon ビデオ
だいぶ昔、小学生の頃くらいに見たことがあった映画。
平凡な主人公イプキスが、拾った謎のマスクを被ると緑のマスクマンに豹変して、パーティナイトでフィーバーする。
小さい頃に見た際には「マスクを付ける=陽気なキャラになる」かと思っていたけれど、今回見たところ、マスクをつけるといつもは抑えている自分の中の欲望が露わになるというものだった。陽気なキャラも主人公のこうなりたいという欲望だし、すごい速さで回転したり走ったりする描写や、潰されてペタンコになったり銃に撃たれたときの体に穴が空いて飲んでいるオレンジジュースが漏れ出す描写なんかも、主人公がカートゥーンアニメ好きだからそのアニメの描写がマスクのキャラになっているときに出ているという感じだった。実際に、敵のボスがマスクを被った際にはカートゥーン的な描写や陽気さは全く無く、ただ単に強くなっていただけだったし。
それから、全編を通して、主人公の愛犬のマイロが可愛くて重要な役回りを演じている映画だった。フリスビーを咥えて離さなかったり、ドアノブに噛み付いてぶら下がったり、鍵をとってきたり。すごく芸達者な犬だなぁ〜と感心した。