至上の印象派展 ビュールレ・コレクションを見に行ってきました。
E.G.ビュールレさんがコレクションしていた作品の展示です。

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個人的に印象に残った作品。

イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢 (ピエール=オーギュスト・ルノワール)

チケットの表紙にもなっている作品。
水色の目と服が鮮やかで、全体的にやさいい感じで可愛いです。

ヴァイオリニスト (ジョルジュ・ブラック)

ピカソと同様にキュビズムの人。ヴァイオリンやヴァイオリニストの要素を再配置した抽象的な作品で、不思議な印象があり、かっこよかったです。

ジュデッカ運河、ヴェネツィア、朝 (ポール・シニャック)

ちぎり絵のような見た目の点描画で、色使いが淡くて優しい雰囲気の風景画でした。モネの作品とも似た雰囲気です。

燕 (エドゥアール・マネ)

緻密というわけではなく、ちょっとのっぺり描かれているけれども、くっきりとしている雰囲気が好きな作品。
タイトルは「燕」ですが、ツバメの要素は小さく入っており、遠くに見える風車や平原に座る人達の様子とともに、風が流れている雰囲気