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ブログやHPを巡っていて感じたのですが、不定期に更新されるものよりも、周期が決まっており定期的に更新されるもののほうがまた見たくなって再訪問しやすいですよね。

そう感じたのも、毎週水曜日にD0の情報を更新しているディメンション・ウェンズデーさんのところや、COMiCOというWeb漫画サイトがあって、そこで追っている作品が毎週金曜日更新でよく見に行っているからです。
このような定期更新のサイトを見ていると、自然と「今日は水曜日だから見に行こうかな」と見に行くことを思い出したり、「明日は金曜日だから漫画の続きが更新されるな」というように更新を楽しみにすることができます。
また、曜日が決まっているものでなくても、更新時に「次は○○日に更新です」と次回更新予定を載せてくれるもの(例: でゅえるメイト)も同じように次回の更新を楽しみにできるサイトです。

その一方で、不定期更新の場合は訪問してみて更新されていれば嬉しいですが、せっかく見に行っても更新していなければ少しがっかりします。そして、次回の更新がいつになるのか分からないので、「次は○○日になったらまた見に来ようなど」と思うことは無いです。不定期更新のサイトや更新頻度の低いサイトの更新チェックついては、RSSを用いれば更新のチェックが便利ではあります。
ただ、これは更新を見逃さなくなるというだけで、定期更新によるメリットを得られる手段というわけではないです。

不定期更新に無くて定期更新にはある一番のメリットは、上にも書きましたが「更新日が決まっているから更新を楽しみにする」という点だと思います。
これは、週刊誌や月刊誌の発売、毎週のテレビドラマやアニメの次回を楽しみにする感覚と一緒です。

そして、定期更新を楽しみにさせるのは、内容の面白さはもちろんですが、更新の周期と内容の濃さが重要だと思います。
例えば、毎日届く新聞には4コマ漫画、漫画の週刊誌は20ページ前後の漫画が複数、単行本になれば数ヶ月に1回で180ページ分の漫画が読めることになります。同じように、毎日あるNHKの朝の連続テレビ小説が15分と短く、毎週のテレビドラマが30分や1時間と長めになっています。
これが、もし毎日180ページの漫画だったら、内容を追い切れずに持て余し、話を追うのをリタイアしたくなりますし、一月に4コマ漫画が一つだけ読めるのだったらそこまで印象に残らず楽しみに思うことも無いと思います。
なので、定期更新の際には更新の周期と内容の濃さのバランスが重要です。

ただ、最適な周期や内容の濃さは個々人の感じ方に左右されるとも思います。
世の中には毎日更新されているブログやサイトがたくさんあり、更新される内容もしっかりとしていますが、僕の場合はそういうところを毎日追うのは無理なので、結局のところ週に1回とか3日に1回とかで更新された内容を一気にまとめ読んだりしています。
で、ここで面白いのが、そういう毎日更新されているサイトってそれほど楽しみには思わないんですよね。
実際見に行って、内容を読んでみると楽しいのですが、見に行く前に楽しみに思うことや待ち遠しく思うことは殆ど無いです。

このような、「次回の更新を楽しみにする」と感じるのは焦らしによるものなのだと思います。
欲しいと思った時にすぐに手に入れられるよりも、適度な期間待たないといけない状況のほうが手に入れたい願望やワクワク感が増しますし。
また、待っている時の楽しみ状態だけでなく、待っている状態が終わり得たいものを手に入れた時に感じる幸福感もあります。
こちらは空腹の感覚に近いです。
おいしいものを食べたばかりでまだお腹いっぱいなのに、また次の新しいおいしいものが来たとしても、それほど食べたいとは思わないです。逆に、お腹が空いている状況ならおいしいものがさらにおいしく感じます。

ということで、抽象的な内容になりましたが、定期更新の更新周期と内容の濃さを適切に調整してブログとかサイトを更新すれば、「次回の更新を楽しみされる」「見られた際により幸福感を与える」ことができるのかなと思います。



余談
僕がだいぶ前にやっていたブログで、毎週金曜日更新の企画を立ち上げてみたことがありましたが、結局途中で続かなくなってしまったのでした。
定期更新で一番大事なのは、やはり決めた周期でちゃんと更新すること(例外が発生する場合は予め告知すること)だなと思います。



余談2
週刊○○ ってフレーズはやっぱりキャッチーだなって改めて思いました。
天下のディアゴスティーニですね。



余談3
ペイント漫画保管庫では、各漫画が毎日1コマ以上更新されています。個人的には、更新周期が短すぎて1回の更新内容が薄すぎると感じるので、週1でまとめて7ページ以上更新のほうが見やすいかなって思います。僕が週1で訪問すればいいだけの話ですね。