望廊杯4th 中部トライアルで使用したデッキ。
この記事自体はトライアル前に書いている。デッキを回すための自分用のメモでもある。
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赤黒闘気ミダス無限
デッキ名: 赤黒闘気ミダス無限
作成者: komekkun
レギュレーション: 1245(望廊杯4th)
(デッキ作成サイトで見る)
禁呪合計: 9
メインデッキ
【ユニット】
3×《火花の魔炎スパーク》(II-3 No.1)
3×《バーミリオン・ハンター》(IV-4 No.9)
2×《焔魔ヨツビシ》(IV-4 No.7)
2×《攻城戦鬼砲撃王》(IV-4 No.10)
3×《牛魔王ミダス》(IV-3 No.9)
3×《祭儀の踊り子リムセ》(IV-4 No.11 禁呪2)
1×《防空戦鬼紫電》(IV-2 No.11)
1×《融解戦鬼灼熱王》(IV-1 No.24)
1×《神龍》(V-2 No.32 禁呪3)
1×《トール》(V-2 No.57)
1×《氷の微笑マリーネ》(I-3 No.26)
【ベース】
3×《バグ・キャッスル》(II-4 No.14)
1×《天上宮ヴァルハラ》(II-4 No.15)
2×《登竜門》(II-4 No.16)
1×《戦場のドールハウス》(I-3 No.13)
3×《要塞崑崙》(II-3 No.14)
【ストラテジー】
3×《絨毯爆撃》(I-3 No.20)
3×《悪魔竜嘲る》(II-3 No.36)
3×《真夜中のダンスパーティー》(I-3 No.40)
サイドボード
【ユニット】
1×《防空戦鬼紫電》(IV-2 No.11)
1×《竜殺しの剣》(II-3 No.23)
1×《諜報軍団長カイム》(IV-2 No.24)
2×《大巨人ユミル》(IV-4 No.32)
【ベース】
1×《マントルを漂う遺跡》(V-1 No.27)
1×《登竜門》(II-4 No.16)
【ストラテジー】
1×《時空歪曲》(V-2 No.76)
※サイドは採用候補カードたち
きっかけ
望廊杯3rdのだんくんさんのデッキ(下記)を参考にして、そこにミダス無限を加えた。
望廊杯3rd2日目のフライトトーナメントで使ったデッキ。
— だんくん@10/27横浜マラソン (@dankun5885) November 15, 2023
赤黒補給しつつ要塞崑崙と嘲るでユニット回収とリリースイン。
相手にとって嫌なユニットしか入ってないから嘲るは何回収してもいいし、リムセで除外することで欲しいユニットに誘導することも出来る。#D0_TCG pic.twitter.com/QzMxdClJzO
デッキコンセプト
補給、闘気、無限の3要素を組み合わせた。
補給
軽量ベース、リムセ、バーミリオンハンター、融解
赤系の補給デッキはおなじみのカードたち。
ベースが揃えば効率が良くなるスマッシャー、火力除去など、
このデッキで相手とぶつかり合う際にメインとなる部分。
闘気
嘲る、スパーク、崑崙、登竜門
2ndの特殊ギミックの闘気カード。
このデッキでは、嘲るでユニットを回収してアドバンテージを取るのが役割。
嘲るで、前述のリムセやバーミリオンといった補給の攻め・守りのカードを使いまわし続ければ強いだろうということ。
無限
ミダス、神龍、砲撃王、紫電、絨毯爆撃、ダンパ
ミダス無限ギミック。望廊杯4thになって絨毯やダンパが使えるようになった。
無限エネによって、上記の闘気ギミックでカードを使い回せる回数が無限になり、闘気ギミックが無限に動くということは上記の補給キーカードであるリムセ、バーミリオンを無限に使えるということ。
という感じで、補給の強いカードたちが闘気で使い回され、その使い回しループが無限エネによって無限に回るというコンセプトのデッキ。
いろいろ構築の案はあったが(緑を入れて無限コンボに寄せるとか)、今回は無限が決まらなくてもできるだけ渡り合えるように補給や闘気の部分を維持するようにした。
ミダス無限はバトルタイミングの無限エネだが、このデッキでは嘲るを使い回すことがメインのため、嘲るの回収タイミングであるノーマルタイミングに縛られてしまうのが弱点になりそうなポイント。
ミダス無限の使い道
ミダス(or神龍)&砲撃王でエネの絨毯爆撃とダンパを起こす無限エネ
使い道:
・エネに絨毯orダンパ1で、無限プラン
・エネに絨毯1&ダンパ1で、スパークを嘲るで使いまわして無限ダメージ
・エネに絨毯ダンパ合計4で、ドールハウスを使いまわして無限スマッシュ
・スパークを崑崙でリリースイン、横ラインに移動してドールハウスで無限スマッシュにすれば、スパークが処理されても嘲るで戻せるので何度もスマッシュにいける(※1)
・スパーク&トールで、対象にならない相手ユニットにも対処可能(※1)
(※1 スパークの強制火力でミダス砲撃王を自滅させない限り)
各カードの役割
バグ・キャッスル、天上宮ヴァルハラ
軽量ベース。
砲撃王を対象にとったり、ドールハウスの場所を開けるために自壊できるものを優先した。
祭儀の踊り子リムセ
補給スマッシャー。
嘲るのために墓地調整もできる。
リムセを何度も出すだけでも強いし、無限に入ったらリムセをリリースインして攻めれば7点いける。
補給でコストも下がるので、無限時に要求する絨毯&ダンパ数にも優しい。
バーミリオン・ハンター
このデッキで火力除去のメインとなるカード。
軽量ベースは少なめのため高火力にするのが厳しいが、6000くらいでは打ちたい。
融解戦鬼灼熱王
補給デッキのフィニッシャー。
リムセやミダスなど、相手のアポカリプスにやられるカードが多いので、アポカリプスを踏み返すためのカード。
軽量ベースが少なかったり、無限を準備する役割が持てないので1枚だけ。
悪魔竜嘲る
闘気を使う墓地回収カード。
いろいろなユニットを使い回せる。
回収するユニットは相手が選ぶので、回収先をこちらで選ぶために墓地除外で調整する必要がある。
火花の魔炎スパーク
闘気になる2000ダメージ。
序盤は軽量ベースに付けて、小型の除去に。
無限に入ったら嘲ると合わせて無限ダメージになる。
闘気にしたときは強制的にダメージ対象を選ばないといけないので自滅に注意する。
要塞崑崙
このデッキの3要素すべてに関わる、中核となるカード。
ベースなので補給に貢献する(重いが)。
ユニットを闘気にできる。
無限に入ったら、リリースインによって盤面展開やワンショットにもっていける。
登竜門
軽めのベース兼闘気ギミック要員。
無限には貢献しないが、補給と闘気に関連し、毎ターン闘気を供給してくれる。
絨毯爆撃などがエネにある状態で砲撃王を対象にとれば、毎ターン0エネで闘気をつけられる。
牛魔王ミダス、神龍
無限ギミックの0コストで対象にとる方。
神龍は墓地調整役も兼ねる。
攻城戦鬼砲撃王、防空戦鬼紫電
無限ギミックのエネを破壊する方。
また、無限ギミックがメインの役割ではあるが、ベース除去や火力も少し兼ねる。
デッキの枠的には砲撃王3枚でも良さそうだったが、キーカードが5コストばかりでクレバスに弱そうなことと、紫電は無限以外でもいろいろやれる深さがあるようなので紫電も1枚だけ刺してみた。
(参考: ある牛飼いが語る)
絨毯爆撃、真夜中のダンスパーティー
無限ギミックの、エネから破壊されずにリリースになって戻ってくる方。
エネに何枚あるかによって無限に入ったときの出力がかなり変わる。
赤2黒2の合計4枚あればワンショットにいける。
緑を入れていないため、エネにこれらを積極的に入れる手段がないのがネック。
エネブする代わりに火力でゲームを長引かせるしかない。
戦場のドールハウス
わかりやすい無限の使い先その1。
赤か黒のユニットのスマッシュを+1し、出戻りベースなので使い回せる。
これで無限スマッシュ。
氷の微笑マリーネ
無限の使い先その2。
上記のドールハウスを持っていなかったので、通販で買おうと探していた時に、同じI-3収録ということで見つけてしまったカード。
メビウスもプレイ黒2と墓地回収に4エネ必要なので条件の差はなく、パワーが高いマリーネのほうが良さげ。
無限エネならばマリーネを絡めて墓地のユニットをすべて回収できる。
1. マリーネを崑崙に投げて闘気にする
2. その闘気を破棄して嘲るを回収
3. マリーネの効果でマリーネを墓地から回収
4. 嘲るを打って墓地のユニットを1枚回収
5. 1から4を繰り返す
無限が始まれば砲撃王の効果でエネのユニットは墓地におけるので、序盤からエネに埋めておけるのも良い。
トール
デッキの除去が火力メインのため、火力が効かない耐性持ちや対象にならないユニットへの対処手段。
スパークを生贄にして、トール自身を崑崙に投げれば無限に除去できる。
焔魔ヨツビシ
墓地調整がメインの役割。
攻めに行っているリムセを強化したり、砲撃王を対象に取るために使ったり、崑崙ラインで好きなタイミングで闘気になれたりもできる。
地味にいろいろと役割があるカード。
終わりに
ということで、先週このデッキ案を思いついて、いろいろと調整した、実戦前の状況ではこんな感じです。
中部トライアルで実際に使ってみたあとに評価や改善点がでてくると思うので、そこはまた後で書き残すかも。
おまけ
下記はデッキ構築&調整中にD0-RSSにメモっていたもの。上記と同じことも書いてある。
【デッキの元ネタ】
参考: 崑崙&嘲る&バーミリオンハンター
https://x.com/dankun5885/status/1724750186709426390
望廊杯3rdのだんくんさんのデッキを参考に、ミダス無限を加えた
【今回のデッキの方向性】
ミダス無限に特化するなら緑も入れて、無限エネブや希望勝利なんかもあり得る。
しかし、今回は無限コンボにこだわりすぎず、色の安定やコンボ以外でもできるだけ戦えることを優先した。
ミダス無限以外のパーツは、できるだけ無限までのサポートができそう&単体でも強いカードで固めてある。
そのため、無限コンボができなくても、リムセでビートしたりバーミリオンハンター&嘲るでコントロールを目指す。
【ミダス無限の使い道】
ミダス(or神龍)&砲撃王でエネの絨毯爆撃とダンパを起こす無限エネ
使い道:
・エネに絨毯orダンパ1で、無限プラン
・エネに絨毯1&ダンパ1で、スパークを嘲るで使いまわして無限ダメージ
・エネに絨毯ダンパ合計4で、ドールハウスを使いまわして無限スマッシュ
・スパークを崑崙でリリースイン、横ラインに移動してドールハウスで無限スマッシュにすれば、スパークが処理されても嘲るで戻せるので何度もスマッシュにいける(※1)
・スパーク&トールで、対象にならない相手ユニットにも対処可能(※1)
(※1 スパークの強制火力でミダス砲撃王を自滅させない限り)
【細かいとこ&採用候補の使い道】
・嘲るのための墓地調整はかなり重要
・スパークは崑崙ラインに投げなくても良いので、マントルラインに投げて墓地調整できる(マントル貼ると考えることが多くなりそうなのでメインへの採用はやめた)
・スパークを闘気にしたときは強制ダメージなので自滅に気をつける
・闘気カードは非公開情報なので、何を崑崙に投げたか覚えておく
・砲撃王でベースを割れる(当たり前だけど、無限以外でも使い道がかなりある)
・エネのカードは砲撃王で墓地に落とせる。ユニットは嘲るで回収でき、ベースは除外後にカイムで使い回せる
・エネの絨毯&ダンパの枚数が、無限後にできることに大きく影響する。4あれば十分。
・エネにダンパ2含む合計4、マリーネ&崑崙&嘲る、で墓地の全ユニット回収
・エネにダンパ2、竜殺しの剣&崑崙&嘲る&墓地除外効果ユニット、で無限デッキ破壊(相手のほうがデッキ枚数が少ないときのみ勝てる)
・エネに合計3、カイム&ヴァルハラ&墓地除外効果ユニット、で無限スマッシュ
・エネに絨毯1ダンパ1の合計2、ユミルx2(と初動にサクるユニット1)&崑崙&嘲る、で墓地の全ユニット回収
・ユミルはダンパや絨毯爆撃を打つ先になるというメリットもある
・登竜門は毎ターン闘気供給&砲撃王を対象にとれるカード
・紫電は無限だけでなく、通常盤面でもいろいろやれるやつみたいだけれど使いこなすのは難しそう。赤緑でレプラとかでエネ回収できるなら良さそう。(参考: https://79968.diarynote.jp/ )
・融解はただ強いカード枠で、このデッキの天敵になりそうなアポカリプスへの対抗手段。コンボへの貢献は無い。
・無限エネで合計4に足りない場合でも、ワンショットにこだわらずに、ベースを揃えたり墓地回収をしたり崑崙からのリリースインでリムセなど並べたりで盤面を可能な限り作れればそれで十分