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アクトレス・コンボ(詳細説明有)
被閲覧回数: 836デッキ作成者: こかげ
memo
望廊杯2ndレギュレーションにおいて2022/02/09付で再禁止指定となった《エビアクトレス》の、運営が発見した再現性の高い3ターンキル・コンボの説明と、そのサンプルレシピです。
●下準備
無限コンボを用意するために必要なもの
・スクエアに自分の適当なメタルロブスター1体が置かれていること
・《エビレスラー》を手札またはプランゾーンから出せる状態
↑があって妨害が無ければ勝ちが確定(デッキの中に特定のカードが残っている必要はある)。
1. 《エビレスラー》をプレイや《侵略者の一撃》などでスクエアに出す。《エビレスラー》の能力が誘発する。
2. 《エビレスラー》の能力で《エビアクトレス》をプランゾーンに置く。
3. 《エビアクトレス》に付与された能力を、適当なメタルロブスター→《エビレスラー》の順に起動する。
4. 《エビレスラー》の能力を解決し、スクエアに《エビアクトレス》が置かれ、プランゾーンに《エビレスラー》が置かれる。
5. 適当なメタルロブスターの能力を解決し、解決時にプランゾーンにある《エビレスラー》がスクエアに置かれ、プランゾーンに適当なメタルロブスターが置かれる。
6. 《エビレスラー》がプランゾーンからスクエアに置かれて能力が誘発するので、《エビアクトレス》2枚目をプランゾーンに置く。
ここまでの手順を終えると、以下の「初期状態」が完成する。
■■■
■■■
WA■ B
W:《エビレスラー》
A:《エビアクトレス》A
B:《エビアクトレス》B
※Bはプランゾーンにある体
以下は勝利までの手順である。
●①:「盤面を変化させずに《エビアクトレス》に付与された《エビレスラー》の起動型能力をスタックに置く」
※文中では「《エビアクトレス》に付与された」を省略する
1. 《エビレスラー》の起動型能力→《エビアクトレス》Aの起動型能力の順にプレイ
2. 《エビアクトレス》A解決→スクエアに《エビアクトレス》B、プランゾーンに《エビアクトレス》Aが置かれる
このとき、《エビアクトレス》AとBが入れ替わっただけで盤面が初期状態に戻り、《エビレスラー》の起動型能力が1つスタックに置かれている。
●②:「実質的に盤面を変化させずに《エビレスラー》の誘発型能力をスタックに置く」
※文中では「《エビアクトレス》に付与された」を省略する
1. 《エビアクトレス》Aの起動型能力→《エビレスラー》の起動型能力の順にプレイ
2. 《エビレスラー》解決→スクエアに《エビアクトレス》B、プランゾーンに《エビレスラー》が置かれる
3. 《エビアクトレス》A解決→スクエアに《エビレスラー》、プランゾーンに《エビアクトレス》Aが置かれる
4. 《エビレスラー》がプランゾーンからスクエアに置かれたので、《エビレスラー》の誘発型能力が誘発する
このとき、《エビレスラー》と《エビアクトレス》のスクエアの位置は入れ替わっており、かつ《エビアクトレス》AとBもスクエアとプランゾーンで入れ替わっているが、初期状態と比較すると能力の起動可否については同じ状況だと考えることができる(要は《エビレスラー》と《エビアクトレス》が入れ替わっているだけでコンボには支障がない)。
●③:「無限にプランにエビを持ってきてスクエアに置く流れをつくる」
①実行→②実行→①実行→……と繰り返す。
スタックに能力が、上から順番に
「《エビレスラー》の誘発型能力」
「スクエアAで《エビレスラー》の起動型能力」
「《エビレスラー》の誘発型能力」
「スクエアWで《エビレスラー》の起動型能力」
の4つを単位として無限に置かれる。
このとき、《エビレスラー》の起動型能力は本来それを起動した《エビレスラー》はすでにスクエアにはいないので、「プランゾーンからメタルロブスターをスクエアに置く」だけの能力として機能する。
また、「持ってくる」能力でデッキにメタルロブスターが見つからなかったことにすることで、「出す」能力のスクエアの互い違いを無視することができる。
これを実質実行される処理に読み替えて記述し直すと、
「プランにエビを持ってくる」
「プランのエビをスクエアに出す」
が無限に繰り返されることになる。
※ただし、《エビアクトレス》が付与する「出す」能力は元々「入れ替わり」であり、それを起動したユニットでないユニットがそのスクエアにいる場合、それがプランゾーンに戻ることがないため、新しくプランゾーンからスクエアに置かれるユニットはルールエフェクトで墓地に置かれることになる。
以下、これらがスタックに無限に置かれている前提で進める。
●④:「スクエアの《エビレスラー》と《エビアクトレス》をどかした上で《鎧闘士エビゴールド》を出す」
1. 最初の「持ってくる」能力を解決し、《エビブラック》をプランゾーンに置く。
2. 《エビブラック》に付与された《エビレスラー》と《エビアクトレス》の起動型能力を起動する(順番は任意)。《エビレスラー》と《エビアクトレス》が手札に戻る。
3. 「出す」能力を解決し、スクエアに《エビブラック》を置く。
4. 「持ってくる」能力を解決し、《鎧闘士エビゴールド》をプランゾーンに置き、「出す」能力を解決してスクエアに置く。
5. 《鎧闘士エビゴールド》の起動型能力を《エビブラック》をコストに起動し、前進する。
この手順は③の※、すなわちルールエフェクト問題を解消するためのものである。《鎧闘士エビゴールド》が別のスクエアにあれば、その能力のコストでユニットを破棄することでこれを回避できる。
このとき、スタックに置かれた能力の重なりと《鎧闘士エビゴールド》の存在により、「山札のメタルロブスターを好きなだけスクエアに置ける(基本的に上限は2体)」状態となった。
●⑤:「勝つ」
1. 「持ってくる」能力で2体目の《鎧闘士エビゴールド》をプランゾーンに置き、「出す」能力を解決してスクエに置く。
2. 「持ってくる」能力で適当なメタルロブスターををプランゾーンに置き、「出す」能力を解決してスクエアに置く。
3. 《鎧闘士エビゴールド》の能力を適当なメタルロブスターをコストに起動し、前進する。
これを3体の《鎧闘士エビゴールド》で繰り返すことで、リリース状態の《鎧闘士エビゴールド》が敵軍エリアに少なくとも1体、中央エリアに2体以上並ぶ。
無限にスタックに置かれた能力は「持ってくる」能力でデッキにメタルロブスターが見つからなかったことにすることで全て消化し、スマッシュフェイズに移行して7~9点のスマッシュを与え、勝利する。
※冗長なので省略しているが、勝利する前に最後の「持ってくる」「出す」能力で《エビアクトレス》と《エビレスラー》を持ってきてプランゾーンに《エビアクトレス》を用意しておくと、二の矢を継ぎやすい。ここまで進捗した時点でほぼ不要ではあるが。
●⑤´:「《鎧闘士エビゴールド》がデッキ内で不足している場合」
結論としては、《鎧闘士エビゴールド》は最低1体いれば、《エビライダーABモード》でカバーできる。
《鎧闘士エビゴールド》が「出す」スクエア以外のスクエアにある状況で「出す」能力によって《エビライダーABモード》を出し、《鎧闘士エビゴールド》と入れ替えることで、《エビライダーABモード》を「出す」スクエアの範囲外に逃がすことができる。
これをコンボの過程の「持ってくる」能力で持ってくるユニットを《エビアクトレス》にして、その能力でリリース状態のユニットに変換してスマッシュ要員として機能させればよい。手札は《エビブラック》で戻した《エビレスラー》と《エビアクトレス》があるはずだが、もし何らかの理由で足りないなら《カニアーミー》や再度《エビブラック》の過程を経るなどで適宜補充すればよい。
※説明のためにこの項目をサブ扱いとしているが、デッキ内要求枚数が《鎧闘士エビゴールド》1枚と《エビライダーABモード》1枚で事足りる分、実質的にはこちらが本命ともいえる。
3ターンキルに必要な確定パーツは《侵略者の一撃》と《エビレスラー》の2枚と適当なメタルロブスター1枚。
先手の場合手札が1枚足りないので適当なメタルロブスターが《鎧闘士エビシルバー》であるか、1ターン目にプランから《ダークサイド・ソウル》をプレイする必要がある。
3ターンにこだわらずとも相手が妨害できない場合5ターン目に《エビレスラー》を置けば勝ちが確定する。
サンプルデッキには入っていないが《ブルーモノリス》での3ターンキルも可能。単純に《黄金の海の魔女モニカ》で4ターン目プレイも可能。
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D0用ユドナリウムの使い方
- 貼付け用デッキレシピ(クリックで表示)
-
デッキ名: アクトレス・コンボ(詳細説明有)
作成者: こかげ
レギュレーション: 345(望廊杯2nd)
(デッキ作成サイトで見る)
禁呪合計: 3
メインデッキ
【ユニット】
8×《エビアクトレス》(V-1 No.84)
7×《カニアーミー》(V-2 No.209)
3×《エビレスラー》(V-2 No.102)
3×《エビブラック》(III-2 No.41)
2×《エビライダーABモード》(IV-1 No.108)
3×《鎧闘士エビシルバー》(III-2 No.89)
3×《鎧闘士エビゴールド》(III-2 No.90)
2×《鎧闘士エビブロンズ》(III-3 No.86)
【ストラテジー】
3×《がんばれ、ちびっ子探偵団》(III-4 No.41)
3×《ダークサイド・ソウル》(IV-2 No.60 禁呪1)
3×《侵略者の一撃》(IV-3 No.61)
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